6月の料理教室
2017/6/30
5月末から6月初めにかけ、『麦秋』という言葉を耳にすることが多く、また、店頭で『梅の実』が主役の場を与えられてる様子に触発され?6月のテーマは『麦』と『梅』。
しかし、早くも庭に向日葵が咲いていたので、テーブルに運んでみました。
確実に夏はやって来ています。
フルーツトマトの冷やし椀
湯むきしたフルーツトマトを出汁に浸して、冷蔵庫で1晩置き、冷たい出汁ごと いただきます。 トッピングはみじん切りした塩昆布。
はだか麦、緑の豆、とうもろこしの夏サラダ
はだか麦は大麦の1種。 愛媛県は生産量日本一。
(しかし地元民にその自覚はあまりないような~。)
今、もち麦は話題の的ですが、ほとんど親戚?のようなはだか麦をなんとか使いたい。
茹でたはだか麦、いんげん、絹さや、枝豆(グリンピース)、とうもろこし。
まとめてくれるのは梅肉ドレッシング。 蛇足ながら、〝麦&梅″でしょ。
結構『やめられない、止まらない』味なんです。
スペアリブの山椒味噌焼き
5月は花椒(中国山椒)。6月は日本の山椒。
春にやわらかい葉を香り、初夏に実を辛味と味わい、枝はすりこ木に。
棘はあっても、庭に植えたくなる木のひとつ。
叩いた山椒の実と味噌を合わせ、下味をを漬けたスペアリブにぬり、新玉葱、薩摩芋、万願寺唐辛子(or赤パプリカ)と共にオーブンで焼く。
辛味が大人味に。
梅つゆうどん
最後にさっぱり、梅干しを煮た出汁で稲庭うどん。
夏の薬味(紫蘇、茗荷)に叩きオクラ、輪切りのヤングコーン、とろろ昆布に小梅。 お腹いっぱいでも、つるっと納まちゃいますね。
黒胡麻ロールケーキ
先月に引き続き、黒胡麻ペーストを使ったデザート。
ケーキ生地の中に黒胡麻ペーストを混ぜて焼き、ホイップクリームを塗って、さらに黒胡麻ペーストを帯状に流しくるりと巻いてロールケーキに。
ちょっと地味な風情なので、季節のサクランボを添えました。