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  2023年12月
2023年12月

12月の料理教室

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12月はクリスマスメニューです。

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乾杯はエルダーフラワーコーディアルを炭酸水で割ったノンアルカクテル。 レモンとローゼルの花びらと共に。

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烏賊と洋梨のサワークリーム和え

今月の冷たい前菜。 不思議な組み合わせだけど今一番の推し!

材料を切って混ぜるだけ。白+緑の素材(烏賊、セロ、ディル、ディル)の一皿は聖夜にピッタリ。

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ビーツのチーズディップ

人が集まる場ではこんな一品があると重宝します。 スウィーツと見間違えそうな鮮やかな色はビーツのおかげ。 見た目とは裏腹な根菜らしい力強さとクリームチーズが相性良し。

クリスマスらしく胡桃、ピンクペッパー、タイムをトッピング。

そのままでも、バゲットにのせても。

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蟹とごはんのスフレ

温かい前菜。ベースはホワイト(ベシャメル)ソース。 具材は蟹と炊いたごはんとチーズ。 香るハーブはエストラゴン(英名タラゴン)。

オーブンで焼く直前にメレンゲを加えて、ホワホワの生地を型に流して焼く。

手順はシンプル。 なによりタイミングが重要。

生地が高く盛り上がり、焼き色がついたら食卓へ運ぶ。

「スフレ」はフランス語で「膨らんだ」という意味の言葉。

焼きたてをすぐ食べる。それがこの料理を一番楽しむ方法です。

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カリフラワーと柿とベビーリーフのサラダ

シンプルな玉葱ドレッシングで和えたサラダ。カリフラワーの食感と柿の甘みがポイント。

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牛肉のビール煮込み(Carbonadeカルボナード )

この夏訪ねたベルギーへのオマージュ?を込めてベルギービールを煮込みに使いました。

いわゆる「取りあえずビールで・・」の一杯ではなく、コクも香りも異なるビールです。

一番大変だったのはどのビールを採用するか?

ま、これを口実に夏から何度も試飲&試食を重ねてきたのですけど。

ベルギービールの特徴として瓶内で二次発酵させるものが多いこともあり、輸送コスト、円安状況など、輸入食材を使う意味についても考える機会を得たようにも思います。

結局、比較的入手しやすく、いくつかバリエーションがあり、これをきっかけに「新たなビールの世界」を広げていけそうな(勝手な思い込みですが)名前も覚えやすいシメイ(CHIMAY)レッドを採用。 ビールの画像正面の赤いボトルです。

価格もアルコール度数も高めですが、いつもと違うクリスマスとなればなにより。

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食材は牛すね肉と玉葱。 調味料は白ワインヴィネガー、デイジョンマスタード、赤砂糖(甜菜糖で代用)、塩、胡椒。

煮込み時間はかかりますが、手順は簡単。

北フランスからフランドル地方の郷土料理ですが、ブルゴーニュの名産品のデイジョンマスタード、ヴェルジョワーズと呼ばれる赤砂糖、白ワインヴィネガーなどフランス料理らしい調味料を使うことなど、なかなか意味深い料理です。

付け合わせにはフレンチフライ(フライドポテト)が一般的ですが、日本人の胃袋に合わせマッシュポテトを添えました。 ホロリと煮込まれた牛肉の甘さと数秒遅れでやってくる苦みとを楽しんでいただけたら嬉しいです。

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ガトー・ベル・エレーヌ(Gateau de Belle Helene)

現代フランス料理の父エスコフィエが考案したと言われるベル・エレーヌ。洋梨のコンポートにチョコレートをかけたデザートです。

洋梨を入れたバターケーキにチョコレートをたっぷりとかけたらクリスマスに相応しいお菓子がつくれるのでは?と発案。

洋梨のやわらかさに合わせてケーキ生地もきめの細かいやわらかさを目指しました。

ケーキを焼き上げて、チョコレートを流し、固まったらすぐにも食べられますが、2日後くらいがベストな食べ頃。 ケーキ生地と洋梨とチョコレートが良く調和していると感じます。

クリスマスにかける参加者皆様の熱気に圧倒されつつ、今年も教室へご参加いただき、ありがとうございました。

来年も皆様のパッションを栄養源とし(笑)教室を開いていきます。 よろしくお願いいたします。


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11月の料理教室

夏を思わせるような日もあれば、一気に冬の冷気が降りてきたような日もある11月でした。 エアコンのモードが先週は冷房、今週は暖房と。

今月は軽やかな?お惣菜的中華。シュウマイもあれば小どんぶり的ごはんも。

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秋野菜、春雨、焼き舞茸の和え物

ごぼう、キクラゲ、春雨、赤ピーマン(パプリカ)戻した春雨を豆板醤を効かせた醤油だれで和える。 グリルでカリッと焼いた舞茸を加えて混ぜる。

秋を感じると根菜とキノコを合わせたくなる。 野菜類はほとんど茹でるか網焼きにしてるので、ごま油入りの醤油だれで調味してもあっさりとした味。

忙しいときも、冷蔵庫にこんな和え物があると気分が楽になる。

もちろん、腸活にオススメです。

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イカと豚肉の焼売

寒くなったら蒸籠の出番。蒸し野菜と2段重ねにして食べたいものは?

あっさりの野菜と旨みの強いシュウマイで、ちょっとご馳走にしてみませんか?

けれど、餃子に比べて焼売をつくるという話はなかなか聞かない。あの小さな皮にタネ(具)を包める自信がない。。。

ならば、皮を細切りしてタネにまぶすようにして包んでみる。

タネは豚ひき肉をベースに7㎜角に切ったいかを練り込んだもの。 このイカを手切りする手間は残念ながら省けない。焼売を噛むと、イカの香りと旨みが口の中に広がって、この手間報われるはず。

秋の焼売らしく、トッピングは銀杏とクコの実。

蒸籠を食卓に運び、蓋を開けると、立ち上がる湯気にホッコリ&ゴクリ。(自称)

今回は黒酢醤油を添えています。

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 鶏肉飯(ジーロウファン)&砂肝のスープ

鶏肉飯は台湾の屋台料理です。 魯肉飯(ルーローファン)が有名ですが、あっさりがお好みの方にはぜひオススメしたい。

鶏胸肉を蒸し煮して、身をほぐす。

みじん切りした玉葱をカリッとするまで揚げ焼きにする。取り出したところで粗みじん切りした鶏胸肉の皮をカリカリになるまで焼く。 皮を取り出し、醤油、老酒、砂糖、胡椒を合わせてたれをつくる。

砂肝のスープは鶏胸肉の蒸し汁がベースです。

砂肝の皮を取り除く作業は面倒ですが、砂肝を千切り生姜とこの蒸し汁で煮るとまるで薬膳スープのごとく深い味となります。このままスープとして飲んでいただいても美味しいですが、今回は鶏肉飯にかけてお茶漬けのように、櫃まぶし?のように食べていただいても楽しい。

器に少量のごはんを盛り、手(フォークでも)で裂いた胸肉をたっぷりとのせる。カリッとした玉葱と鶏の皮をトッピングしタレをかける。好みでパクチーを添えて。

まずはレンゲでよく混ぜて食べていただき、途中から砂肝のスープをかけてシャバシャバとお召し上がり下さい。

高タンパク低カロリー?いえいえ、たぶんみんなが好きな味です。

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洋梨のフール

「フールfool」は英国の伝統的デザート。

英国のデザートは「トライフルtrifle」とか自虐的表現をするものがあるのはなぜ?と調べてみるが未だに納得できる答えは得られていない。

fool=愚か者 trifle=つまらないもの

一般的には「愚か者でもできるデザートだから」という説が普及している。

フールとはフルーツをピュレ状にしてカスタードクリームやホイップクリームと混ぜ合わせたものです。

フルーツはお好みのもので、生の状態をピュレにするものもあれば、コンポートにしてからピュレにするものもあります。

今回は洋梨をコンポートにしたものを使用。 ホイップクリーム+ギリシアヨーグルトと混ぜ合わせました。 アクセントにアーモンドのキャラメリゼと角切りした洋梨のコンポートを散らしました。

おしゃべりが止まらないティータイムにいかがでしょう?


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