まだまだ寒い2月。
『かぶら蒸し』から着想して『かぶら鍋』を中心とした内容です。

『ちぢみほうれん草と生椎茸、湯葉のおひたし』
季節限定の甘く味の濃いちぢみほうれん草。干し湯葉と合わせました。

『鶏せせりの塩麹揚げ、サツマイモチップス』
せせりは鶏の首肉。独特の歯ごたえが美味しい。
細身の薩摩芋を薄くスライスして揚げています。
「ビールがほしい!」の声多し。

『かぶらなべ(蕪鍋)』
入手しやすい鯛の切り身でつくります。
九条葱、ゆりね、しめじ、水菜、葛きり。 蕪は皮をむいてすりおろしています。
薬味は柚子の皮の千切りとわさび。

「おなか、いっぱい!」と言いつつ、全員、締めのお雑炊完食。 頼もしい!

『チョコレートトババロア、オレンジマリネ添え 』
2月は和食の内容ですが、なんといってもヴァレンタイン月なので。
柑橘の美味しい季節。 オレンジをコアントローでマリネして添えました。
オレンジピーラーが一番注目の的だったような。。。


庭の道具もこんなふうにgreen にペイントすると、garden toolsになるような気がします。

庭仕事していると、野鳥もやってきます。 名前はわからず。
この場所が気に入っているようだけど、ズームしてもこれが限界。

冬枯れた庭でも、作業は続く。
高さ3mの脚立。
剪定には必要だけど、上の5段のステップに私は足掛けられず。

剪定した枝たちはなんとなくアジがある。(自己満?)
白樺、銅葉トキワマンサク 、肉桂。


編み棒をもつのは、十数年ぶり。
スウェーデンサイズからジャパンサイズにひと回り小さくして。
日本のS.リンドベリ好きの一人として、そして未年なもので。

東京KITTEで催された、著者のアンマリー・ニルソンさんのワークショップに11月に参加。
彼女の本は既に数冊、日本語版が出版されていて、そのシンプルなデザインに憧れていました。
で、編み始めると、さらに感動。
このシンプルさと洗練を両立させる、構成力。
デザインは1日にしてならず。。。

表はドット。裏はボーダー。
保温のために毛糸2本取りで、キツ目に編む。
アンマリーさんの本を翻訳したのは、30年来の友人である佐藤園子さん。
彼女がスウェーデンにお嫁に行っちゃったときは、
『またひとり、素敵な女性が異国の人にかっさわれてしまった~。』と嘆いたのだけど、
遥かなる?距離を超えて、こんな風につながれるのですね。

結婚して初めて迎えるお正月に、夫曰く
「黒豆も、お餅も好きじゃないから。」と。
黒豆も、お餅も好きな私が暗中模索?孤軍奮闘?して
四半世紀を超えてつくるお雑煮。
カツオと昆布のだしをベースに、
皮目を焼いた鴨、大根、金時人参、牛蒡、舞茸、海老、三つ葉、柚子の皮、
お餅は焼いています。
それぞれの実家の味は見事に踏襲せず、勝手に作って
我が家の定番になりました。
おせちつくりに欠かせぬものは、何ですか?
クリスマスが終了すると、翌日から店頭に登場する『これぞ!おせち!』な素材たち。
そのひとつが、慈姑(くわい)。
調理に手間のかかるものが、素材としてスーパーで普通に売られていることに、妙に感激。
「やるなぁ~。松山人。」

慈姑は(日本料理的には)芽があってこそ、存在価値あり。
丁寧に泥を落とす。

芽の先端を少し落とし、六面に皮をむく。

くちなしの実で黄色く色付けしながら下煮し、甘味の効いた出し汁で煮含める。
子供の頃にはちっとも理解できなかった苦味。
家族の不評を受け止めつつも、毎年作る人がどうか減りませんように。
12月はクリスマスメニュー。
3種のアミューズで、スタート。
柿と生ハムのピンチョス。 ロマネスコの蟹マヨネーズ。 里芋のアーモンドボール。

蕪とズッキーニ、鯛のミルフィーユ仕立て、ラズベリーソース風味

牛肉のスクランブルエッグ包み、ベルモットソース

ビュッシュ・ド・ノエル

この季節、いつもにも増して、参加者皆様の熱意伝わります。
久しぶりに、りんごのタルトを焼きました。
パータ・フォンセ(タルト生地)、クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)。
前日から仕込んで、それなりに手間はかかりますが、 クラッシックは美しい。

クリスマスなので。 ちっと、きのこが大き過ぎました。

11月の料理教室から。
栗のペーストを使ってプディングを作りました。
寒い季節には、ちょっとコクのあるものが嬉しい。


クリスマスリース・葉牡丹
2014年のクリスマスリースは市販品を活用。 普段ならまず選ばない葉牡丹。 白い薔薇に見えてしまった。 お正月も、松とか刺して使えそうな~。

クリスマスリース・コルク
1996年製作。 数度の引っ越しに耐え、健在。 毎度、見た人が言う言葉はまず同じ。 『飲んだねぇ~。』

自宅で教室を開いているため、看板?とかsignのようなものは出していません。
教室開催日のみ、このような刺繍の額を提示しています。
このモティーフは北欧の絵皿から、アレンジしました。