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3月の料理教室

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冬の寒さが残る中、気がつくと足元ではじんわり春が這うようにひろがってきている。

生ける花も、三つ叉→水仙→ヒヤシンスと移っていく。

花器は伊予市在住、岡田智恵さんの作品。

https://atelierchie.base.shop

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2月末に九州から届いた筍。

このサイズが可愛くて撮ってみたけど、やはりアクはある。糠で下煮にして、皮をむくと可食部分は6cmほど。 今、筍の下煮をする人は限られている。

一年中、水煮の竹の子はあるけど、これから『新物』の水煮竹の子が出回る。今年は近所のスーパーで、「松山・湯山産」と明記した物も発見。水煮を活用して、身構えることなく季節を味わう一皿になればとの提案。

水煮竹の子は出汁で煮ておくと、いろいろと展開可能。冷蔵庫で3日ほど保存できるのでお試しください。

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竹の子、うど、ホタルイカの酢味噌和え

水煮の竹の子を1cm角切りして、出汁で煮ておく。1cm角切りしたうどと空豆を水気をきった竹の子と共に酢味噌で和える。ホタルイカをのせ、穂しそを飾る。

ピンクの高台は砥部の中村智子さん作。

https://www.Instagram.com/studio_ecco

この高台の美しい形に魅せられ、pinkで依頼。

桜の季節に使いたい。イチゴをのせたい。緑の野菜も映える。男性が使っても恥ずかしくないピンクです。

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鯛と千切り野菜の椀

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グリルで焼いた鯛に季節の野菜の千切り(長葱、うど、人参、ブロッコリースプラウト)をたっぷりのせ、塩と酒で調味した出汁を注ぎいれます。

鯛の潮汁椀を、つくりやすい切り身で、今のカタチでできたらと考えました。

鯛の皮の香ばしさも味わうために、仕上げに皮目をバーナーで焼いて椀にいれる。香ばしさが加わった出汁もホントおいしい。

白い器は砥部の遠藤愛さんの作品。

https://www.Instagram.com/endo_gama

うどん鉢より小さく、煮物椀より大きいというわがままサイズでつくってくださった物。

和食も洋食も合う、懐の深い器。

鰻丼盛ったら、おすまし顔に、映えました。

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うどと豚肉の炒め物

独活(うど)は山菜。どちらかというと東日本で食されることが多いので、「うどの大木」というフレーズでは知っていても、現物を見たのは初めてという方も。

でもこのあたりでも、ちょっと郊外の森を歩けば、見つけられるのです。もちろん、近所のスーパーでも販売されています。

和食のアク取りの手段は、塩、酢、水が代表的。

うどの料理の前には酢水(もしくは水)をご用意ください。

今月の料理は、『竹の子の酢味噌和え』、『鯛と千切り野菜の椀』でうどを使用しています。この料理ではうどの中心部分の白くやわらかい部分を使います。 残った周りの産毛が生えたような堅い皮を千切りにして、きんぴらのような料理にしました。 豚肉を加えると残り物処理?ではない、立派な一皿に。

春らしい軽やかさを出したくて、塩麹と山椒の実で味付け。

酒の肴にも、お弁当のおかずにも。

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春野菜と牛肉のサラダ

竹の子の旬はわかめがとれる時期と重なり、この素材あわせを『出会いの味』などとも称されます。

ここに、菜の花、スナップエンドウを加え、焼いたステーキ肉を角切りして(お箸で食べられるサイズ!)盛ります。ドレッシングはわさびを加えた醤油風味。

竹の子やわかめそして牛肉。噛み応えもあり、男子にもうけるサラダです。

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たらこと玉子のごはん

炊飯器に米と通常の量の水を入れ、1cm幅に切ったたらこをのせ、酒を振る。炊飯器の蓋を閉め、普通に炊く。

炊き上がったら、溶き卵を流しこむ。

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再び炊飯器の蓋を閉め、5分ほど置き、しゃもじでごはんをさっくり混ぜる。

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料理と言えるのか?心配をよそに、絶賛の嵐!

「下宿生に教えます!」とか。。。

たらこのピンク、玉子の黄色、木の芽を添えれば、『春のごはん』できました。

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オレンジチーズケーキ

まだ寒さが残る時期に、おうちならではの温かでトロリとしたデザートを。

オレンジの果肉を取り出す手間はかかりますが、生地つくりは材料を混ぜて耐熱皿に流し、オレンジを並べ、オーブンで焼き上げるだけ。

ほんのり温かい状態で食べると、ツルッと溶けるように優しい甘さで満たされます。

冷蔵庫で冷やして、また違う味わいも楽しめる、1粒で2度美味しいデザート。(私見です)

オレンジの皮も有効活用してオレンジティーに仕立てました。

柑橘の季節も終盤戦。 愛媛の柑橘“せとか”で実践したとの報告!も嬉しい。

 


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2021年2月の料理教室

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2月は冬らしい力強い素材から、淡いはかなげな春の食材へと目が移っていく時期です。もう少し寒さを味わいたいような、明るい日差しを早く迎えたいような。

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 「鍋料理」を主菜としての内容です。たまには器の情報を。

あめ釉香味鍋 一志郎窯

赤漆椀  山岸厚夫

染付駒形皿 植山昌昭

ピーナッツ型小皿 岡田智恵

花器 高田かえ

ガラスピッチャー 荒川尚也

 織部どら鉢 大沼道行

白釉中皿 石岡信之

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 鶏の松風、菜の花の胡麻和え、大根の柚子巻き、ゆり根

2月の口取り。

「口取り」とはおせち料理や会席料理で最初に出す料理。

ま、いわゆる「酒の肴」です。

おせち料理を作りながら、お正月にだけ食べる料理ではなく、おせちのノウハウを日常に持ち込めないかなと考えていました。

見た目や保存性のため、濃い味付けの印象が強いおせちですが、現代的な道具や考え方を取り入れて日々のごはんに。

鶏の松風はすり鉢の代わりにフードプロセッサーを、蒸し器ではなくオーブンで火入れしています。 扇面に切り分け串を刺せばおせちですが、今回は長方形に切っただけ。

菜の花は春待ちの気持ちを。ゆり根は冬ならではのほっこりした味わいを。

大根をスライサーで薄切りし、柚子の皮の千切りを巻いて保存容器に並べ、甘酢をかける。赤大根、白大根の2種でつくると互いにグッと引き立て合います。

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大根は最近は様々な種があります。芯の部分が紅いもの、皮だけ紅いもの、みぞれ状に赤みがあるものなど。どれでも面白い。

1週間ほど保存できますが、薄い大根巻きなので、たぶんあっという間に消費します。

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白菜とロマネスコのサラダ、大根とリンゴのドレッシング

この季節、冷蔵庫に鎮座している白菜。サラダにしても美味しい。

ロマネスコとスナップエンドウ、グリルでこんがり焼いた油揚げと合わせました。 鬼おろしでザックリと大根とリンゴをすりおろしてドレッシングをつくっています。お醤油を使っていないので、和にも洋にも使いやすいドレッシングです。

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大根とハマチ(ブリ)の鍋

ハマチが大きくなったらブリ(鰤)と呼ばれる。天然のものをハマチと呼び、養殖のものをブリと呼ぶ。。。地域やお店によりこの魚は様々な解釈で名前がついています。

旬のこの時期、柵状の「ハマチ(ブリ)」が手軽に入手できるので、こんな鍋を考えました。

ハマチに塩を振り、20分置いてから水分を拭き取り、薄切りにする。

大根、長芋、人参。皮をピーラーでむき、スライサーで輪切りにする。柚子の皮は千切りにする。

鍋に食材の半量を層状に重ねる。底から大根、長芋、人参、ハマチ、柚子の皮の順に重ねたら、もう一度繰り返す。 昆布だしを注ぎ、沸騰したら弱火にして10分弱。薄切りだからすぐ完成。

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葱と柚子の皮を天に盛り、柚子胡椒とポン酢を添えています。

昆布だしを追加して、〆は稲庭うどんで。お腹の中から暖まります。

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ズッキーニチョコレートケーキ

2月はヴァレンタイン月刊なので。。。

世界中でヘルスコンシャスなお菓子が開発されている中、こんなチョコレートケーキを発見。 驚いたことに美味しい。(笑)

そう言えば、アメリカ人はお菓子やパンにズッキーニを結構使っている。 ズッキーニは主張が強くないけどコクがある。だからバター不使用でチョコレートケーキができるのですね。

教室参加の皆様の当惑顔にニマニマしつつ、試食タイムには『軽くて美味しい!』と絶賛されてしまいましたぁ。

見た目がちょいと寂しいので、クリームを添えてしまいましたが。

ピスタチオのグリーンでズッキーニ入りを思い出しながらご賞味ください。

 


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2021年 あけましておめでとうございます

空が青々と晴れ、新しい年が始まりました。

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丑の筆文字・年賀状版

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2021年丑の筆文字・額版

3m超えの脚立に乗って額の掛け換えをすることが年々、気重になってくる。

でもこんな時だからこそ、無事新年を迎えられたことに感謝。

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おせち 2021

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赤いお皿に並べてみました。

上列左より#梅にんじん#芽出しくわい#海老の唐墨焼き#伊達巻き

#紅白柿なます#昆布巻き#田作り#黒豆#叩き牛蒡

#椎茸の煮染め#鶏の松風#数の子#蓮根と手綱こんにゃく

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祝い肴

黒豆、田作り(ごまめ)、数の子を祝い肴3種とし(地域により黒豆の代わりに叩き牛蒡)これに雑煮とお煮しめがあれば、正月は迎えられるといわれています。

正月が農耕のまつり日でもあることから、江戸時代以降、農事に関する祝い肴がおせち料理の筆頭とされてきました。

「農民は数の子のように子を多く産み、労働力を豊かにする。黒豆のように黒々と達者(まめ)に働き、田の肥料にしたごまめで豊かな実りを祈る。」

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おせちは重箱に隙間なく詰めることが大切と思われているようですが、詰め方の形にとらわれていると本来の姿を生かせない気がします。技量がないだけかもしれませんが、2日目の重箱の無残な姿を見るたび、寂しくなってしまうのは私だけでしょうか?

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雑煮2021

我が家のお雑煮は私のオリジナル。それぞれの実家の味を受け継ぐことなく、自分の好みのものでつくっている。

鰹と昆布のだし汁に、鴨肉、蕪、しめじ、金時にんじん、絹さや、柚子。お餅はグリルで焼いている。

老舗料亭の黒豆をいただいたので、今年は黒豆を煮ませんでした。

ふっくらと柔らかく見事に美しい黒豆。でも驚くほどの低糖度。

「伝統は革新の連続である。」

料亭の矜持を感じる一品でした。

完全を求めるよりワクワクする可能性を。

正しい批判より美しい行いを。

毎日を面白くしていこう。


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cozysphere 刺繍のある暮らし workshop

『cozysphere 刺繍のある暮らし』出版記念イベント

10月11日、12日に予定していたワークショップは満席となりました。 ありがとうございます。

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ワークショップではこのキーチャームをつくります。

刺繍初心者にもつくりやすい、実用品をと考えました。

腕に覚えアリなスタッフと共に楽しい作品作りができること願っております。

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ワークショップと同じ内容のキットも会場にて販売します。

cozysphere・キーチャーム刺繍キット

¥1,000(税込み)

どうぞお声をおかけください。


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cozysphere 刺繍のある暮らし 展示会

cozysphere 刺繍のある暮らし

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1年をかけて本を作りました。

ティーコーゼをメインモティーフに四季の暮らしを綴りました。

タイトルのcozysphere(コージースフィア)は私の造語。

cozy+atmosphere=心地よい空気感

のような意味です。

この本の出版記念に、本に掲載している刺繍の作品を中心に展示会を催します。

刺繍仲間とのコラボ作品、トートバッグも展示します。

ご来場をお待ち申し上げます。

この展示会は本年4月に開催を予定していたものです。

新型コロナウイルス感染の影響を受けて延期していましたが、10月に開催することになりました。

まだまだ先が見えない状況ですが、このウイルスと共に生活をしていかざるを得ないのも自明のことのようです。

会期中は受付での手指の消毒へのご協力をお願いし、会話もマスク越しとなります。 けれど束の間、我が家へ立ち寄ったような気持ちになっていただけたら嬉しいです。

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cozysphere 刺繍のある暮らし

出版記念イベント

2020年10月8日(木)~13日(火)

11:00~19:00(最終日~17:00)入場無料

ギャラリーリブアート

愛媛県松山市湊町4丁目12-9 メゾンM2ビル3F

tel 089-941-9558

https://liveart25.com


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9月の料理教室

台風が去った後、空気ががらりと変わり、少し緩んだ風が流れています。

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ナンキンハゼの実も膨らみ、少しずつ紅葉始まりました。

9月の教室は、南仏~イタリアをイメージした料理です。

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2種の茄子を使います。

茄子は揚げるとおいしい。「わかっているけど、できれば揚げ物はしたくない。」そんな声が聞こえそうですが、エイヤッと揚げてしまえば料理の幅広がります。

揚げた茄子は冷凍保存可能です。

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茄子のタプナード巻き、ピンチョス仕立て

さつまいもとレーズンのサラダ

茄子を8mmほどの厚さの斜め切りにし、揚げる。粗熱が取れ、油を切ったら少量のタプナードを茄子の断面にのせ、クルリと巻いて保存容器に渦巻きが見えるように立てて並べる。マリネ液を注ぎ冷蔵庫で保存。

味がなじんだら串に刺して盛り付ける。本日はチェリータイプのモッツァレラチーズ+バジルと共に刺したもの、ミニトマトと刺したもの2串。

さつまいもとレーズンのサラダは、さつまいもの皮の赤色も美味しさの一部。レーズンの甘味が味のポイント。さつまいもは今が旬の野菜ですが、1年を通して入手しやすいので、重宝する一品。スパイシーな料理のサイドメニューにぴったり。

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烏賊と茄子のパスタ

前菜に続いて、揚げた茄子を使います。

へたを落とし、皮をむいた茄子を1cm厚さの斜め切りし、更に1cm角の棒状に切る。すぐ高温の油で揚げたら網にとる。アクが出る前に揚げることが一番のポイント。

ワタを抜き、胴と脚に分けた剣先イカも食べやすい大きさに切り、シシトウは種を除いて千切り。

パスタはフジッリというショートパスタ。アルデンテにこだわらず、多人数のときにはぜひ使っていただきたい。

茄子も、パスタも、烏賊も1cm幅にしたことでソースもほどよくからまることを目指しています。

調味料は塩、胡椒だけなのに、揚げた茄子がコクを出してクリームを入れたような濃厚な味となります。

鶏手羽中と夏野菜のグリル

鶏手羽中と夏野菜のグリル

9月ですが、名残の夏野菜とハーブオイルを使って、室内でできるバーベキューのような一皿です。

手羽中(食べやすくてお気に入りの部位!)に塩を振り1時間~1晩置いてから水分を拭き取り、ハーブオイルでマリネ。

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ハーブオイル

タイム、ローズマリー、ローリエをボトルに入れ、オリーブオイルを注ぎ、日の当たらない室内に置く。絶えずハーブがオイルに浸っている状態にして1ヶ月以内に使い切る。

パセリやバジルのような水気の多いハーブよりちょっと木化したようなハーブ類の方が日持ちします。

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トマトは横2つに切り、塩を振り切り口にハーブオイルを少量のせ、ズッキーニは縦に切り分け塩を振り、ハーブオイルをからめる。ピーマンは上部を切り落とし、パセリのみじん切り少々を混ぜた溶けるチーズを少量詰める。

鶏手羽中と夏野菜をグリルに並べ香ばしく焼く。

実は鶏肉よりも野菜でお腹がいっぱいになります。

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ゴルゴンゾーラチーズケーキのクッキーサンド

市販のクッキーにゴルゴンゾーラチーズケーキの生地を流し、焼いた上にクッキーを重ねてサンドゥイッチ状のお菓子つくりました。

ブルーチーズというだけで尻込みする方もいらっしゃいますが、パスタのソースに使われることも多いゴルゴンゾーラチーズなら興味を持っていただけるのではと。

乳脂肪分高く、塩分もあるチーズなので、甘さ控えめのコクのある大人なスウィーツです。

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型(またはバッド)にクッキーを並べます。ちゃんとサンドしたいので底側のクッキーとチーズケーキを挟む上側のクッキーの方向を揃えることが重要です。ここでパチリと写真撮っておく作業、オススメします。

この上にチーズケーキの生地を流し、7割方焼いたらオーブンから取り出し、事前に撮っておいた写真で方向確認し、上のクッキーを並べ、焼き上げる。

粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固め、クッキーサイズに切り分ける。

切り分けて冷蔵庫で4日間保存可能。冷凍保存可能(オススメ)。

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切り分けたゴルゴンゾーラチーズケーキのクッキーサンド。

添えたのは山桃のシャーベット。

http://h-motifs.com/blog/庭/ヤマモモのシャーベット

赤色シャーベットで深まる秋を感じつつ、コックリのチーズケーキをミックスハーブティーと共に楽しむ時間となりました。


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7月の料理教室

蝉の大合唱の中、庭仕事をする季節となりました。

強い日差しの中、池の端に咲く睡蓮に慰められながら草を刈っています。

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今月は「夏の常備菜」を提案。

昨年8月に催した『器・つくる人、つかう人』展で作家さんに作っていただいた器もつかいました。

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ピンクの高台皿は砥部の中村智子さん(studio ecco)作。昨年のイベントで製作してもらったものです。 脚付きの器は高さが出るため、食卓を華やかにしてくれます。 デザートはもちろん、酒の肴を盛ってもごちそう感出ます。

左奥のサボテン柄の皿(直径14.5cm)は岡田智恵さん(Atelier chie)の作品。こちらも昨年のイベントへ出品していただいたもの。オーソドックスな釉薬とポップなサボテン柄という、この組み合わせがツボで、愛用中。今月は鰹のカツレツを取り分けています。

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ピーマンの油煮、南瓜の煮物スダチ風味

ピーマン12個を切り分け、鍋で煮る。調味料は塩、サラダ油、醤油、酒。 私にとっては「やめられない、止まらない」味。

南瓜は砂糖をまぶして時間を置いてから煮ます。 浸透圧の意味がわかる、そして出汁要らずが気楽な煮物。火を止めてスダチを搾ると果汁の酸味がキリリと味を引き締めてくれます。どちらも冷蔵庫で4日間保存可能。

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トマトと海老の甘酢マリネ

海老をガーリックオイルと少量の豆板醤で炒めた後、甘酢でさっと煮絡める。粗熱を取ってから、湯むきしたトマトと合わせ冷蔵庫で冷やす。冷蔵庫で2日ほど保存可能。 叩いたオクラをのせています。

トマトと海老の赤は元気が出ます。来客の予定があるときに、事前に作っておける品は重宝します。

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鰹のカツレツ、和風タルタルソース添え

刺身用に柵とりした鰹に、薄力粉、卵、パン粉で衣をつけて、フライパンで揚げ焼きします。

中心部のレア感がキモなので、高温で表面をさっと焼き付けるように揚げます。厚切りでどうぞ。

和風タルタルは、生姜、ネギ、茗荷、獅子唐(種を除く)をみじん切りして、マヨネーズと合わせたもの。大人も楽しめるタルタルソース。ブロッコリースプラウトを添えています。

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トマトごはん

ゴーヤと牛肉の味噌炒め

夏はトマト! フレッシュなトマトを使いたくて考えました。

湯むきしたトマトを手で粗く潰す。果肉と果汁に分けて果汁+水でお米と合わせ水加減し、果肉は具材と捉え、炊飯器で炊く。

炊きたての香りは最高!

トマトごはんを入れた奥の器は愛媛の陶芸家杉浦史典さん(スギウラ工房)の作品。直径24cm高さ13cm、かなりデカいですが、端正でかっこいい器です。約10年前の作品ですが、今見ても、good!

さて、トマトごはんに合う一品です。

ゴーヤと牛肉、赤パプリカで元気色を、味噌がまとめ上げてくれます。

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煎ったカシューナッツを散らしています。代わりにパクチーをのせれば、南アジアのごはんに見えそう。。。

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スイカのシンプルパフェ

丸くくり抜いたスイカ、粗く裏ごししたスイカの果汁、茹でたタピオカ、バニラアイスをグラスに盛りました。

面倒な作業はスイカの種取り。複数人でワイワイと作れば、夏休みの楽しい思い出になりそう。

6人分でスイカMサイズ1/2個使いました。

スイカのデザートってあまり罪悪感持たないのは私だけかしら?


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6月の料理教室

6月より教室を再開いたしました。

新型コロナウイルス感染拡大により、まだ先も見通せず、不安定なお気持ちで過ごされている中、多くの方々に参加いただき、感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。

桜の季節も楽しめず、ツツジも藤もぼんやり眺めていただけのようのような時間を過ごし、今が終盤の紫陽花を横目に夏への準備を急ぐ日々となりました。

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Stay Homeと呼びかけられた日々、「毎日のごはんづくりにホトホト疲れ果てた。」との、お声も聞こえる中、『手間をかけずに美味しい!』をテーマに(日々心掛けてはいるのですが、なかなかそんなにアイデア浮かびませーん。)メニューを構成しました。

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焼き野菜、茹で野菜のつゆ浸し

茄子、南瓜、ペコロス(プチオニオン)をグリルで焼き、トマトは湯むき、オクラはサッと茹でて下拵え。

薄めの麺つゆで味整え、野菜を浸けて冷蔵庫で冷やす。

和風野菜マリネできました。

これからの季節に麺つゆは素麺だけでなく、本当に万能調味料です。

麺つゆのラベル、ちゃんと読むと応用範囲広がります、きっと。

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烏賊の刺身、梅肉風味の夏野菜添え

胡瓜、茗荷、オクラ、ワカメを梅肉と甘酢を合わせた梅肉あんで和えます。

細切りした烏賊の刺身をのせ、おもてなしにもできる一皿にしました。

お醤油味が重なる食卓に、一品、梅の風味が効いたものが入ると、ちょっとしたアクセントになります。

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空豆と海老の春巻き

とうもろこし&枝豆と海老の春巻き

素材の端境期に献立を考えたために、前半のクラスは『空豆と海老』後半のクラスは『とうもろこしと枝豆と海老』と内容が少し変わりました。

考え方は同じです。

空豆は薄皮までむいて生のまま。

とうもろこしは包丁でそぐようにして粒状の生の実を取り、枝豆はサッとゆでて実を取り出す。

海老を包丁でたたき、下味をつけ海老のすり身をつくり、これを野菜のつなぎ役として棒状に整えながら、春巻きの皮で巻く。

具材は同じでも、かき揚げより春巻きは初心者でも揚げるの簡単です。

お子様から年長者まで喜んでいただける一皿。

すべてのクラスで『ビール飲みたい!』の声、上がりました。

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初夏をイメージしてグリーンを基調に盛りつけました。

ライムとピンク色のヒマラヤの塩を添えています。

青いもみじ葉があると不思議と和風に感じるものです。

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豚バラと新玉葱の醤油煮込み

豚バラ肉と玉葱を鍋に入れ、調味料は醤油と酒と少量の水。

約90分間煮込むだけ。

今は新玉葱から通常の玉葱に徐々に移っていく時期ですので、水分量の違いは少しありますが、通常の玉葱でも大丈夫。玉葱の持つ甘さ、旨みにビックリ!な料理。

残ったら冷蔵庫に一晩置いて、表面に固まった脂を取り除き、うどんで食べるも良し、ココットに移してバゲットのスライスを浮かべパルメザンチーズを振って、和風オニオングラタンにするのもお勧めの食べ方です。

今月は煮込みの途中でゆで卵を加え、ごはんにも合うように盛りました。

火の前に立つことなく、タイマーをセットして、鍋に任せましょう。

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パッションフルーツ

果物として食べられる種類は和名「果物時計草」。我が家でもグリーンカーテンとして植えていますが、花は咲けども実は未だならず。

パッションは「情熱」ではなく、花が時計の文字盤を思わせるため、十字架にかけられたキリストの「受難」と見立てて名付けられたそうです。

チョコレートとの相性の良さ、独特な酸味とトロピカルな香りをご紹介しました。

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パッションフルーツの表面が少しへこんできたかなぁくらいが食べ頃。

2つに切って、中身をスプーンで取り出します。 アイスクリームやヨーグルトにかければ立派なソースに。

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ココナッツミルクとホワイトチョコレートのババロア、キウイ、パイナップル、パッションフルーツを添えて

ココナッツミルクとホワイトチョコレートを合わせて、コクのあるババロアをつくり、夏のフルーツをソース代わりに。

一口目にココナッツミルクを感じ、遅れてチョコレートのコクが口中に広がります。最後にフルーツの酸味が清涼感をもたらしてくれる!?

おいしいもの食べて、夏への準備始めましょう。


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ボリジBorageとレモンの話

うちの庭の花の基調はブルーとホワイトです。

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3~5月にかけてボリジBorageが星型の花を次から次へと咲かせていきます。

咲き始めは薄いピンク色ですが、しだいに鮮やかなスカイブルーに変わり、庭のアクセントのような役割を担ってくれます。

元来、高温多湿の気候には合わないはずなのに、そのこぼれ種から発芽し春になると登場するハーブの一種。

今年は自粛生活のため、何年振りかでちゃんとボリジを活用することができました。

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ガトー・ウィークエンド・ミニ

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ガトー・ウィークエンド・レギュラーサイズ

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レモンケーキ

シンプルなお菓子も、ボリジを飾れば華やかに。

けれど時間と共に乾燥し縮こまってしまうのが難点。

で、乾燥と退色を防ぐために、砂糖漬け。

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花をハサミで切る→洗って、ガクをそっと取り外す

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筆で花びらに卵白を塗る。表と裏両面に。

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ボリジの砂糖漬け

バットにグラニュー糖を敷き、ボリジの花を置く。花の上にもグラニュー糖をかけて乾燥させる。 使い切らないときは冷凍庫で保存。

動作は「そーっと」が基本。「おしとやか」と評される方におススメ。ワタシ的には結構しんどい。

柑橘大国の住人なので、自家栽培の無農薬レモンをよくいただきます。

今回のお菓子作りでも、要所要所でレモンが下支えしてくれました。

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レモンピールとレモンジャム

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レモンピールを丁寧につくるには。。。

レモンの皮から白いワタをなるべく取り除く。

レモン8個の皮をむいたら、握力なくなったぁ。

ボリジの作業よりこの作業の方が向いていると自覚しながら。

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ブラッドオレンジケーキにレモンジャムを添えてみました。

甘い+酸っぱい+ほろ苦い。

Sweets in 自粛生活 まだ続きます。


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教室再開のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大のために発せられていた緊急事態宣言が解除されました。

それに伴い、6月から料理教室を再開いたします。

教室では私とアシスタントは、検温しマスクを着用して、感染予防に努め皆様をお迎えします。

このウイルス感染は簡単に終息とはならないことがわかってきました。警戒は怠らず、冷静に対応し、少しずつ穏やかな生活が取り戻せること願うばかりです。

“Stay Home”の呼びかけが始まったころは、薄手のダウンを着て庭に出ていました。 今は麦藁帽と蚊取り線香が必需品。

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10年目にしてようやく大きな花房となったエルダーフラワー。

白くて小さなこの花はハーブの一種で和名は「セイヨウニワトコ」。

この花でエルダーフラワー・コーディアルを作りました。

抗炎症効果が期待できると言われていますが、儚くて優しい味がゆったりとした気分へいざなってくれます。

では、初夏の教室でお会いしましょう。


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