4月の料理教室
2021/4/26
今年のイースターは4月4日でした。
アメリカでは、Easter(日本語で「復活祭」と訳される)はイエス・キリストの「復活」と「春の訪れ」を意味するので、この時期になると、卵(イースターエッグ)やウサギ(イースターバーニー)を飾って祝います。
2019年3月にニューヨークで買ったエッグスタンドに庭で摘んだ花を。
次回彼の地へ出かけられるのはいつの日やら。
さよりのハーブピカタ
頭、内臓、中骨を除いて開いたさよりに、ディルを散らして小麦粉、卵液をからませフライパンで焼く。
シンプルな料理ですが、瀬戸内ならではの一品と自負しています。
和食料理店や寿司店では高級魚とされる「さより(細魚)」。
サイズは小さいけれど、この季節、この地域では近所のスーパーで普段使いな感じで売られています。キスやトラハゼもオススメです。
繊細な味を楽しむために、焼きたてのほわっとした状態でぜひ召し上がっていただきたい。
空豆のペーストと卵のタルティーヌ
空豆のシーズンが到来。
茹でた空豆とカシューナッツをベースにペーストをつくりました。
調味料として、ギリシャヨーグルトとオリーブオイル、塩、胡椒。
シンプルですが空豆本来の味と旨みがよく調和している自信作。エッヘン!
イースター月間でもあり、卵をトッピングしてタイムとケッパーを散らしタルティーヌに仕立てました。
今は難しいけれど、ポットラックパーティに持参していただけると話題提供になれるディップ。
冷蔵庫で3日間程度保存可能。
豚肉とキャベツのビネガー煮
店頭でキャベツがうず高く並べられています。ふんわりした春キャベツでも普通の締まったキャベツでもつくれます。
ブイヨン(コンソメ)不使用ながら、しっかりとした味わいのフレンチの煮込み。
仕上げに赤ワインヴィネガーを少量加えて、奥行きのある味に仕上げます。キャベツが残ったら、ベーコンやソーセージを加えて煮込みなおしても美味しい。
レモンクリームのクッキーサンド
地元の産直市場へ行けば、無農薬のレモンが見つかる柑橘王国。
レモンマーマレードをつくり、バター、ホワイトチョコレートを合わせてレモンクリームをつくります。
バター多めのサブレ生地を焼いて、このレモンクリームを挟みました。
酸っぱい、甘い、コックリ、ホロリ。
レモンの季節も終盤、さぁ産直市へGO!
来年のイースターでは、遠慮なく集まって「復活祭」を祝えることを祈ります。
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