7月の料理教室
2021/7/17
コロナ感染の拡大のため、5月6月の教室をお休みしました。
7月から教室を再開いたしました。 皆様のお元気なお姿にホッと安心しつつ、提案する料理がコロナ禍や暑さを乗り切るための一助となればと願っています。
今月は「夏の和食」。
普段の暮らしをゆっくり丁寧につくっていけたらと考えています。
烏賊、セロリ、シシトウのナムル風
「セロリとシシトウを千切りにする。」一同???な表情。
面倒だけど、切ってみましょう。
烏賊はあれば剣先イカがオススメ。
加熱はなし。切って、塩と油で和えるだけ。
お好みで実山椒のみじん切りを散らして。
夏らしく涼しさと香りを味わう一皿。
ガラス 西山芳浩
南瓜の蜂蜜レモン煮
お出汁が無くても煮物はできる。
鍋に南瓜と蜂蜜、塩、レモン汁を混ぜて20分ほど放置。
糖分、塩分の脱水効果で出てくる水分に驚きつつ、焦げ防止の少量の水を足して煮る。
付け合わせは、叩いたオクラと茹でたコーン。盛り付け直前に薄口醤油少々で調味する。
南瓜は冷蔵庫で3日間保存可能。鮮やかな色はお弁当にも重宝。
白ワインにも泡にも合います。
平鉢18cm 真喜屋修
豚肉、ゴーヤ、パプリカの揚げ煮
豚ヒレ肉、ゴーヤ(苦瓜)、赤・黄パプリカをそれぞれ一口大に切って、片栗粉をまぶし揚げる。
醤油、みりん、酒を合わせた煮汁にからませて、器に盛る。
好評でした。このビタミンカラーが元気をくれるような、力強い味。
ゴーヤ好きを増やすには揚げ物、いいかも。
鉄鉢33cm 成田理俊
夏の薬味の干物寿司
大葉、茗荷、奴葱、新生姜。 夏の薬味。
鯵の干物。焼き海苔、いり胡麻。
ふだんのごはんをいつもと違う味にするのは、「考えて」料理すること。
なぜこの方向に切るのか、なぜこの幅に切るのか、なぜ水に晒すのか、なぜこのタイミングで混ぜるのか。
手を動かしながら、自問自答しよう。
ネットで検索して得られる答えとは、別の回路で脳が反応するのがわかるはず。
寿司を盛った大皿は100年以上前の古い砥部焼。
昔、夏休みにおばあちゃんちで親戚が集まって、ばら寿司食べてたなぁ~なんて思い出したりしませんか?
白桃のコンポートゼリーと杏仁豆腐
桃は繊細。
コンポートをつくる度に、品種により?熟れ具合により?色は違う。
地味なベージュ系ピンクだったり、淡い桃色だったり、このまま閉じ込めておきたいと思えるほどのの薔薇色のときもある。
地味系色のコンポートになっても落胆せず、桃が与えてくれる香りやとろみを褒めてあげてほしい。
今回のデザートは杏仁豆腐と桃のコンポートゼリーの二層仕立て。
煎茶や中国茶にも合います。
最新作のサボテン柄のティーコーゼと合わせてみました。