7月の料理教室
2020/7/31
蝉の大合唱の中、庭仕事をする季節となりました。
強い日差しの中、池の端に咲く睡蓮に慰められながら草を刈っています。
今月は「夏の常備菜」を提案。
昨年8月に催した『器・つくる人、つかう人』展で作家さんに作っていただいた器もつかいました。
ピンクの高台皿は砥部の中村智子さん(studio ecco)作。昨年のイベントで製作してもらったものです。 脚付きの器は高さが出るため、食卓を華やかにしてくれます。 デザートはもちろん、酒の肴を盛ってもごちそう感出ます。
左奥のサボテン柄の皿(直径14.5cm)は岡田智恵さん(Atelier chie)の作品。こちらも昨年のイベントへ出品していただいたもの。オーソドックスな釉薬とポップなサボテン柄という、この組み合わせがツボで、愛用中。今月は鰹のカツレツを取り分けています。
ピーマンの油煮、南瓜の煮物スダチ風味
ピーマン12個を切り分け、鍋で煮る。調味料は塩、サラダ油、醤油、酒。 私にとっては「やめられない、止まらない」味。
南瓜は砂糖をまぶして時間を置いてから煮ます。 浸透圧の意味がわかる、そして出汁要らずが気楽な煮物。火を止めてスダチを搾ると果汁の酸味がキリリと味を引き締めてくれます。どちらも冷蔵庫で4日間保存可能。
トマトと海老の甘酢マリネ
海老をガーリックオイルと少量の豆板醤で炒めた後、甘酢でさっと煮絡める。粗熱を取ってから、湯むきしたトマトと合わせ冷蔵庫で冷やす。冷蔵庫で2日ほど保存可能。 叩いたオクラをのせています。
トマトと海老の赤は元気が出ます。来客の予定があるときに、事前に作っておける品は重宝します。
鰹のカツレツ、和風タルタルソース添え
刺身用に柵とりした鰹に、薄力粉、卵、パン粉で衣をつけて、フライパンで揚げ焼きします。
中心部のレア感がキモなので、高温で表面をさっと焼き付けるように揚げます。厚切りでどうぞ。
和風タルタルは、生姜、ネギ、茗荷、獅子唐(種を除く)をみじん切りして、マヨネーズと合わせたもの。大人も楽しめるタルタルソース。ブロッコリースプラウトを添えています。
トマトごはん
ゴーヤと牛肉の味噌炒め
夏はトマト! フレッシュなトマトを使いたくて考えました。
湯むきしたトマトを手で粗く潰す。果肉と果汁に分けて果汁+水でお米と合わせ水加減し、果肉は具材と捉え、炊飯器で炊く。
炊きたての香りは最高!
トマトごはんを入れた奥の器は愛媛の陶芸家杉浦史典さん(スギウラ工房)の作品。直径24cm高さ13cm、かなりデカいですが、端正でかっこいい器です。約10年前の作品ですが、今見ても、good!
さて、トマトごはんに合う一品です。
ゴーヤと牛肉、赤パプリカで元気色を、味噌がまとめ上げてくれます。
煎ったカシューナッツを散らしています。代わりにパクチーをのせれば、南アジアのごはんに見えそう。。。
スイカのシンプルパフェ
丸くくり抜いたスイカ、粗く裏ごししたスイカの果汁、茹でたタピオカ、バニラアイスをグラスに盛りました。
面倒な作業はスイカの種取り。複数人でワイワイと作れば、夏休みの楽しい思い出になりそう。
6人分でスイカMサイズ1/2個使いました。
スイカのデザートってあまり罪悪感持たないのは私だけかしら?