新型コロナウイルス感染拡大のために発せられていた緊急事態宣言が解除されました。
それに伴い、6月から料理教室を再開いたします。
教室では私とアシスタントは、検温しマスクを着用して、感染予防に努め皆様をお迎えします。
このウイルス感染は簡単に終息とはならないことがわかってきました。警戒は怠らず、冷静に対応し、少しずつ穏やかな生活が取り戻せること願うばかりです。
“Stay Home”の呼びかけが始まったころは、薄手のダウンを着て庭に出ていました。 今は麦藁帽と蚊取り線香が必需品。
10年目にしてようやく大きな花房となったエルダーフラワー。
白くて小さなこの花はハーブの一種で和名は「セイヨウニワトコ」。
この花でエルダーフラワー・コーディアルを作りました。
抗炎症効果が期待できると言われていますが、儚くて優しい味がゆったりとした気分へいざなってくれます。
では、初夏の教室でお会いしましょう。
5月の料理教室ご参加予定の皆様へ
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、5月の教室を休止いたします。
この感染拡大の終息がなかなか見えない中、6月以降も教室が再開できるか苦慮しています。
教室再開の指針として、学校の再開を参考に判断したいと考えています。
ご迷惑をおかけいたしますが、今後のスケジュールについては、もう少しお時間を頂戴させていただきます。ご不明な点などございましたらお問合せください。
人間界では「自粛生活」が長引いていますが、自然界では着実に季節が進んでいます。 庭のカエルもにぎやかに鳴き始めました。
皆様、心身ともに落ち着かない日々をお過ごしとは思いますが、くれぐれもご健康にはご留意ください。
皆様との楽しい時間が持てますことを心より願っております。
「庭に蕗ができる。」と話すとまず驚かれる。
写真を見せると納得してくれるが、大抵「この人、変!」という空気が流れる。
池の端に小さな苗を植えたら、年々増殖し、大きな葉が水面に垂れんばかりになるので慌てて収穫することとなる。本日はこの春3度目の収穫。
刈り取って、花の傍に置いて撮るとルバーブrhubarbみたいに見えるけど、ルバーブはタデ科、蕗はキク科。全く別物である。
鍋の大きさに合わせて切り、塩を振ってごしごしと表面をこする。(板摺と呼ぶ作業)
塩を落とさないまま、熱湯で茹でたら細いものから順に冷水にとる。
蕗は空気に触れると色が悪くなるので、水に浸けたまま皮をむく。
下拵え終了。
この手間が現在の家庭料理に採用されない理由だと思います。ハイ。
今年のマイブームは蕗を梅干しと共に煮ること。色はあまりきれいに煮上がりませんが、おススメです。
鯛の子と蕗の炊き合わせ
子供の頃はこの鯛の子の煮たのが好物で、蕗は嫌々食べていました。
夫に「蕗の下拵えに興味ある?」と聞いてみたら意外にも「あー。そうゆう単純作業って好きかも。」
無事コンプリート!
蕗よりなにより最大の収穫。来年からは頼めるかなぁ。