2月の料理教室
2020/2/28
頼りないような寒さの冬から少しずつ春が近づいてきました。
勝手に我が家の春告げ樹と決めているミモザが2月に満開。嬉しいようなさみしいような。
朝、晩の冷え込みをぼやきつつ、三寒四温を楽しみましょ。
おせちに使って以来冷蔵庫の片隅に鎮座していた唐墨(からすみ)。 使い切らないともったいない、と思いつき贅沢に使用。
鯛のからすみ和え、ゆり根、ブロッコリー添え
お刺身用の鯛をそぎ切りし、すりおろしたからすみをたっぷり振りました。
冬が旬のゆり根にからすみを振って食べるのもおすすめ。
オリーブオイルをふりかけ、カルパッチョのようにしてもまた美味しい。
からすみの替わりにミモレットもまた楽し。
鮮やかな黄色のからすみ、ブロッコリーの緑、ゆり根の白。目にも春待ちを。
大根の皮とキクラゲの炒めもの
大根の料理をすると大量の皮ができます。
その皮を使ってもう一皿。
乾物のキクラゲ、常備しているちりめんじゃこ、少量の生姜があれば、お弁当のおかずにも、酒の肴にもなります。
大根の皮とキクラゲの歯ごたえが楽しい。
鶏と大根のコラーゲン鍋
鶏の手羽中、砂肝、ささみ。3種の部位を使って塩味の塩味の鍋をつくります。
鍋は昆布と手羽中、砂肝でだしをつくります。
砂肝の取り扱いは初めての方も多く、ドギマギしながら下拵えされた方も。
実際手間もかかりますが、砂肝あってこそのだし汁の美味しさ。 脂肪もカロリーも低く旨みの素の砂肝。 手羽中は手羽先の先端を取り除いているので扱いが簡単。
ささ身は高たんぱく低カロリーとして知られています。
鶏の部位の特徴と使い方を考えましょう。(エッヘン!)
土鍋でだし汁を煮ている間に、大根の下茹でをしてから、土鍋にこの大根を加えて
鍋はほぼ出来上がり。
ささ身のしゃぶしゃぶ、塩わさび添え
ささ身の筋を取り除き、一口大にそぎ切り。
煮上がった鍋の煮汁にこのささ身を、一切れ入れてしゃぶしゃぶして表面が白っぽくなったら取り出し、塩わさびでいただく。 中心部は半生。ぱさぱさしたささ身とは別物の旨さなり。
ささ身の後は鍋の具材を召し上がっていただきます。
大根、手羽中、砂肝を器に取り、短く切った芹をのせます。煮汁を張り、柚子胡椒と千切りした柚子の皮が薬味代わり。
締めは茹でた中華麺。斜め細切りした葱を加えて、完食!
最後は体が芯から温まって、冬というのに窓を開けることになりました。
ホワイトチョコレートと苺のココナッツマウンテン
2月はヴァレンタイン月間?なので、チョコレートを使ったスウィーツです。
近年多い話題は「娘が配る友チョコを母がつくらなきゃいけない!」
いつの時代もママ!お疲れさま。
簡単で、グルテンフリーなお菓子。
チョコレートの甘さと苺の酸味がナッツの香ばしさとマッチします。