5月の料理教室
2018/6/11
『あなたの庭のベストシーズンは?』と聞かれると
『4月の末かなぁ~。』と答えるようになってきました。
温暖化の波は風薫る5月を『夏への前哨戦』の季節に変えてしまったようです。
庭は日ごとに勢いづいて、枝を伸ばし、葉は濃く厚みを増していきます。
実り始めた果実の成熟を待つという優雅な時間を夢見ていたのが、現実は野鳥との先陣争いに負ける日々。
ぼやきつつ、朝日に光る果実たちにはうっとりして、「ありがたや~。」と。
ジューンベリー(5月ですが・・(笑))
サクランボを淡く、ちょっとぼかしたような味わいのジューンベリー。(個人の意見デス。)
マルベリー(大桑の実)とジューンベリー
さて、初鰹が店頭に並び始めました。
鰹の胡麻焼き、新玉葱のサラダ添え
「鰹のタタキ」に少し飽きたら、胡麻をまぶしてサッと焼く。
レアに仕上げてこそ、生カツオの意味あり。
ポン酢とすりおろし生姜を別に添えて出せば、おすましな一品に。
ささみといんげん、ミニトマトの胡麻酢味噌
和食メニューはお醤油味のものが重なりがち。
一品、味噌味のものを入れることをおススメします。
旬の野菜と鶏ささみは優しいハーモニーを奏でます。
茗荷の甘酢漬け
初夏を告げる素材は様々。
中でもこのピンクはなかなかのあでやかさ。いくつかの料理を盛り込むときにはアクセントとして大活躍。
豆&豆ごはん
新牛蒡と牛肉の山椒煮
茗荷の甘酢漬け
木皿に三種の料理を盛りました。
空豆とグリーンピース、2種類の豆をごはんに炊き上げました。
新牛蒡を薄くスライスし、牛肉と煮て、仕上げにこの時期ならではの山椒の実を散らしています。
豆ごはん(塩)+牛肉(醤油)+茗荷(酢)。
お弁当持って出かけたくなりますね。
苺のティラミス
苺も終盤戦。 でも本来の露地モノの旬は5月。
苺の色と香りを生かして、ティラミスに仕立てました。
美味しいマスカルポーネチーズを用意して、自慢のスウィーツ出来上がり。