9月の料理教室
2016/9/28
雨の後は、吹く風も少しづつ下がってきて、さあ、キノコの季節。
なんとか今月の教室に間に合わせるべく、キノコ柄のランチョンマットを縫い上げ、私なりの秋迎えの準備完了。
今月はイタリアン+フレンチを少々。
キノコのフラン
烏賊としし唐の焼きラビオリ
フランは洋風茶碗蒸しとも表現できる料理。
キノコのスープ+卵+生クリームを合わせて、蒸し上げ、冷蔵庫で冷やし固める。
多少時間はかかりますが、秋~冬にかけて自慢できる一品。
夏の名残りが感じられるこの時期に、しし唐とセロリと烏賊を叩いてフィリングにし、シュウマイの皮を使いラビオリに仕立てました。 オリーブオイルを塗り、オーブンで焼きあげます。
クリーミーなフラン、カリッとクリスピーなラビオリ。
ベストフレンドはやはりシャンパンでしょうか。
鶏、グレープフルーツ、アボカドのサラダ
柑橘の種類を変え、1年中作るサラダ。
蒸し鶏というと、胸肉やささみをつかうことが多いのですが、このサラダはもも肉を選んでいます。
鶏の蒸汁はキノコのフランのスープに使っていますし、このコクのある部位はホントに重宝します。
鶏もも肉、アボカドは、ドレッシングとよくからみますし、グレープフルーツの酸味が全体をすっきりとさせつつ、食べごたえのあるサラダです。
牛肉のピッツアイオーラ
野菜(玉葱、キノコ、なす、パプリカ、いんげんetc)+トマトソース+牛肉を3層に重ね、蒸し焼きにし、モッツアレラチーズをのせて焼き上げました。
ピッツアイオーラはピザ職人風の意味。
家庭料理らしく、シンプルでいて、たくさんの野菜がいただけます。肉+野菜+トマトソースが一体化したこのソースが絶品です。
愛用している石田誠さんの器に取り分けました。
尚、10月29日(土)pm6:00~
at ギャラリー・リブ・アート(松山市湊町)
数人の焼物、ガラス作家さんの器を使うイベントに参加予定です。
詳細未定のため、決まり次第お知らせします。
無花果のコンポートムース
珍しく少し手の込んだデザートを提案してしまいました。
庭に無花果の木があるため、9月のデザートは無花果をつかうことが多いのです。市販のものとは違い、色、形、味も揃わず、実は自家需要で終わるのですが、無花果の葉で作るフレッシュティーが素晴らしいので、ついついデザートも無花果を採用してしまう次第。
白ワインと砂糖で無花果を煮る。(無花果のコンポート)
このコンポートの煮汁と生クリームでムースを作る。(1層目)
ムースが固まったら、コンポートの果肉と煮汁でゼリーをつくり、さらに冷やし固める。(2層目)
『お菓子屋さんみたい!』との声が上がる中、無花果の葉のお茶と共に無花果尽くしで教室終了。