GREEN! 冬の庭仕事2
2015/1/31
2015/1/31
2015/1/21
編み棒をもつのは、十数年ぶり。
スウェーデンサイズからジャパンサイズにひと回り小さくして。
日本のS.リンドベリ好きの一人として、そして未年なもので。
東京KITTEで催された、著者のアンマリー・ニルソンさんのワークショップに11月に参加。
彼女の本は既に数冊、日本語版が出版されていて、そのシンプルなデザインに憧れていました。
で、編み始めると、さらに感動。
このシンプルさと洗練を両立させる、構成力。
デザインは1日にしてならず。。。
表はドット。裏はボーダー。
保温のために毛糸2本取りで、キツ目に編む。
アンマリーさんの本を翻訳したのは、30年来の友人である佐藤園子さん。
彼女がスウェーデンにお嫁に行っちゃったときは、
『またひとり、素敵な女性が異国の人にかっさわれてしまった~。』と嘆いたのだけど、
遥かなる?距離を超えて、こんな風につながれるのですね。
2015/1/2
結婚して初めて迎えるお正月に、夫曰く
「黒豆も、お餅も好きじゃないから。」と。
黒豆も、お餅も好きな私が暗中模索?孤軍奮闘?して
四半世紀を超えてつくるお雑煮。
カツオと昆布のだしをベースに、
皮目を焼いた鴨、大根、金時人参、牛蒡、舞茸、海老、三つ葉、柚子の皮、
お餅は焼いています。
それぞれの実家の味は見事に踏襲せず、勝手に作って
我が家の定番になりました。
おせちつくりに欠かせぬものは、何ですか?
クリスマスが終了すると、翌日から店頭に登場する『これぞ!おせち!』な素材たち。
そのひとつが、慈姑(くわい)。
調理に手間のかかるものが、素材としてスーパーで普通に売られていることに、妙に感激。
「やるなぁ~。松山人。」
慈姑は(日本料理的には)芽があってこそ、存在価値あり。
丁寧に泥を落とす。
芽の先端を少し落とし、六面に皮をむく。
くちなしの実で黄色く色付けしながら下煮し、甘味の効いた出し汁で煮含める。
子供の頃にはちっとも理解できなかった苦味。
家族の不評を受け止めつつも、毎年作る人がどうか減りませんように。