蕗の話
2020/5/1
「庭に蕗ができる。」と話すとまず驚かれる。
写真を見せると納得してくれるが、大抵「この人、変!」という空気が流れる。
池の端に小さな苗を植えたら、年々増殖し、大きな葉が水面に垂れんばかりになるので慌てて収穫することとなる。本日はこの春3度目の収穫。
刈り取って、花の傍に置いて撮るとルバーブrhubarbみたいに見えるけど、ルバーブはタデ科、蕗はキク科。全く別物である。
鍋の大きさに合わせて切り、塩を振ってごしごしと表面をこする。(板摺と呼ぶ作業)
塩を落とさないまま、熱湯で茹でたら細いものから順に冷水にとる。
蕗は空気に触れると色が悪くなるので、水に浸けたまま皮をむく。
下拵え終了。
この手間が現在の家庭料理に採用されない理由だと思います。ハイ。
今年のマイブームは蕗を梅干しと共に煮ること。色はあまりきれいに煮上がりませんが、おススメです。
鯛の子と蕗の炊き合わせ
子供の頃はこの鯛の子の煮たのが好物で、蕗は嫌々食べていました。
夫に「蕗の下拵えに興味ある?」と聞いてみたら意外にも「あー。そうゆう単純作業って好きかも。」
無事コンプリート!
蕗よりなにより最大の収穫。来年からは頼めるかなぁ。
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