New York 2019 ②NY Style Cheesecake
2019/4/30
ニューヨークチーズケーキ探訪
初めてニューヨークチーズケーキを食べたのは30年以上前。
美味しくて感激したのだけど、レシピを見て、当時20代の私でさえたじろいでしまった。
High Calories!
でもめげずに、様々なレシピに挑戦。試作しては友人たちにカロリーについては詳しく語らず試食してもらっていました。
近年、加齢と共にニューヨークチーズケーキづくりはご無沙汰。
NY散歩をかねて、チーズケーキを探訪しました。
① Veniero’s(ヴェ二―ロ)
イーストビレッジにある南イタリア色いっぱいのベーカリー&ペイストリーカフェ。
どっしりと落ち着いた店だけど、ご近所さんが馴染みの店にSweets&Relaxを求めてくる感じ。
引退したマフィアが経営者かも・・なんてイメージをもってしまう。
老いも若きも、メンズもレディスも。 隣は明らかに仕事の打ち合わせ中。
写真付きのメニュー!親切!多彩!
NYCC(ニューヨークチーズケーキをこう表記します。)とカンノーリ。
どうやらNYではカンノーリが流行ってるらしく、あちこちで見かけます。
この店のNYCCは、王道派。 濃厚。 意外に糖分は控えめで脂肪分はたっぷり。
まわりのテーブルでは、みんなそれぞれとろける笑顔で、スウィーツを享受している。
カロリーなんて論外、この時間を楽しんでこその人生なり。
NYCCは$6、カンノーリは$5,5
NY のTaxは8,875%
そしてカフェでは要チップ。ご随意にと言われても、どうやら20%が相場のようです。
間違いなく世界一物価の高い都市です。
店頭のショーケース
NY Style Cheesecakeだけでなく、さまざまのケーキ達。
洗練され過ぎない、これぞアメリカン?でもイタリア色強いぞ!デス。
こんな街並みにあります。 UPTOWNとは流れる空気の色も違う。
② Two Little Red Hens (トゥー・リトル・・レッド・ヘンズ)
The Little Red Hensという童話が店名の由来。
アッパーイーストサイドにありますが、気取らない庶民の店の風情。
隣のデリカテッセンも有名らしく、近隣の住人が週末に買い物して回る様子が想像できます。
カフェオレと共に店内でイートイン。
NY Cheesecake Slice $4,95
日本人にとってはなかなかのボリュームだけど、きめの細かさとしっかりした酸味で完食。
常連さんがお一人で、家族でベビーカーを押して、女子高生が学校帰りに、高齢の母と娘で、そんな生活感あふれる小さな店の中、みんな片手にスウィーツ。メインはおしゃべり。
『ガールズ&ファンシーモード』で飾られた店内だけど、ここのケーキを食べたら、優しい子に育ちそうな、ほっこり気分になりました。
定番のキャロットケーキ、レッドヴェルヴェットケーキ、カップケーキも種類が豊富。
ブルックリン・ブラックアウトというのはチョコレートケーキでこれもNYの定番。
ミュージアム・マイルと呼ばれるアップタウンの5番街まで徒歩15分程度なのに、店員さんも気取らなくて、子供の頃に帰りたくなるお店。
③ Eileen’s Special Cheesecake (エイリーンズ・スペシャル・チーズケーキ)
ノリータ地区にある小さな店。訪ねたときは店の前に行列ができていて、ビックリ。
イートインスペースもあるけど、あまりの混雑ぶりに持ち帰ることに。
すべてがチーズケーキだけど、カップケーキ型から三角形にカットしたもの、ホール型まであり、ヴァリエーションも数十種類あって、迷います。
店員さんはフレンドリーで観光客にも慣れていて、丁寧に対応してくれますが、満員電車のような密度の中写真を撮るのも気が引けました。
食感は軽くふわっとしていて、日本人好み。
甘いものをあまり食べない妹も「コレ、美味しい!。」
NYチーズケーキにメレンゲを入れるという発想は初めて。
レモンをうんと利かせて、メレンゲを加えて軽くしたニューヨークチーズケーキがあってもいいんじゃないのかしらと思ったのでした。
ソーホー&ノリータと呼ばれる地区に位置します。
帰りにディーン&デルーカ第1号店(広くてビックリ)に寄り道して帰宅。
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