7月の料理教室
2019/8/22
とけい草と半夏生を生けて盛夏を愛でる。 手前左にある姫冬瓜は今月の教室で活躍。
7月の料理教室は夏の素材で「日本のごはん」。
じゅんさい、小海老、長芋の酢の物
秋田の名産品「じゅんさい」と松山地域で「より海老」と呼ばれる小エビ、角切りした長芋をポン酢でいただきます。
「じゅんさい」はスイレン科の多年生水草。松山でもスーパーマーケットで入手できます。
樽舟に乗って、じゅんさいの若芽を手でひとつずつ収穫する様子を見ると、有り難い気持ちになります。
鱧と枝豆の揚げ春巻き、梅だれ添え
祇園祭の話が出始めると鱧の季節。 茹でた枝豆と小さく切った鱧を並べて、シガレット状に巻いて揚げました。 鱧入りなので梅干しの果肉を叩いて梅だれを添えました。
季節を愛でる大人の春巻きになれば、嬉しい。
蒸し茄子とアボカドのサラダ
茄子もトウモロコシも電子レンジで下拵え。
あっさり味にコクを加えるのはアボカド。火の前に立たないでも作れる一皿です。
冬瓜のソーキ汁
冬瓜は冬の瓜という表記なのに、旬は夏という野菜。
本来は長さが40㎝越えの大きな素材ですが、近年は品種改良で「姫冬瓜」と呼ばれる小ぶりなサイズが出回るようになりました。
沖縄を訪れたことのある方ならご存知の『ソーキ汁』や『ソーキそば』。
自分でつくると、長年にわたり受け継がれてきた意味がよくわかります。
厳しい暑さに、食欲も落ちる季節。 体の底から力が湧いてきそうな栄養たっぷりの食です。
昆布、豚肉(スペアリブ)、野菜(冬瓜・椎茸)、鰹節。
旨味たっぷりの汁で夏を乗り切りましょう。
ココナッツミルクのわらびもち、マンゴー添え
電子レンジでつくるわらび餅。 透明感と独特のコシを求めて、加熱+混ぜるを繰り返します。 意外と力がいるので、当惑気味の方々も食べると納得。
つるんとした舌触りと歯ごたえを楽しむために、ココナッツミルクとマンゴーと共に召し上がっていただきました。
コメントを残す