5月の料理教室
2019/6/8
ゴールデンウイークが終了するころになると、我が家の庭は急にジャングル化する。
赤い花はツキヌキニンドウ(英名ハニーサックル)。
受粉したばかりの野葡萄。ほわほわとはかなげなのに、ちゃんと小さな実になっていく。熟すにつれ黒っぽくなり、野生らしい姿に、味も野生らしく酸っぱい。
今月はブルーの皿をベースにセットしました。
奥の大鉢 増渕篤宥 重ねた黒い中鉢 吉田学
淡青筒型片口 石岡信之
白地に青い菊紋浅鉢 林京子 リキュールグラス Pukebergs
白大皿 Wedgwood
ブルーの平皿(愛用しているのに)作家名不明。
エンドウ豆の翡翠煮
グリーンピースも時期や産地が違えば名前(種)が変わります。
今月使用したのはエンドウ豆の一種のぶんど豆。
お出汁で直に煮て冷やしていただきます。
春先には木の芽をあしらい、今月はすりおろした生姜を添えました。
お醤油は数滴香りづけにとどめ、この翡翠色を愛でます。
マグロの漬けとアボカド、長芋のサラダ
マグロの漬けは重宝します。
丼ぶりモノにもなりますが、サラダに仕立てました。
アボカドとマグロのねっとり、長芋のシャクシャクした歯ごたえを楽しんでください。
グリルで焼豚
通常オーブンで焼く焼豚(チャーシュー)。
気軽に作るべくグリルを提案。
漬け込み+焼き上げ≒4時間。
肉の中心部がロゼ色でしっとりジューシーを目指します。
漬け汁に豆鼓を加えて煮詰め、タレにしました。
薄切りした焼豚を青菜にのせ、白髪葱とタレと共に巻いていただきます。
焼豚とキクラゲのあえそば
最近よく目にするようになった生のキクラゲ。
乾物とは違う食感を楽しむべく焼豚の切れ端?と共にアジアの香りのする和え麵にしました。
キクラゲ(黒)+ピーマン(赤)+空豆(緑)、色も大切。
花椒や唐辛子を使って少し大人の味です。
酒後の?いやいや更にお酒がススム?一皿。
クレーム・ダンジュー(Crémet d’Anjou)
サクランボの季節に作りたくなるデザート。
初めてのクレーム・ダンジューはチェリーのコンフィチュールが入っていました。
本来はフロマージュ・ブランでつくるものですが、入手しやすいギリシアヨーグルトでつくってもなかなか美味しい。
レアチーズケーキのようなコク+ヨーグルトの酸味。
ラズベリーソースの濃い赤と香り。
季節のフルーツを添えてお召し上がりください。
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