11月の料理教室
2023/12/3
夏を思わせるような日もあれば、一気に冬の冷気が降りてきたような日もある11月でした。 エアコンのモードが先週は冷房、今週は暖房と。
今月は軽やかな?お惣菜的中華。シュウマイもあれば小どんぶり的ごはんも。
秋野菜、春雨、焼き舞茸の和え物
ごぼう、キクラゲ、春雨、赤ピーマン(パプリカ)戻した春雨を豆板醤を効かせた醤油だれで和える。 グリルでカリッと焼いた舞茸を加えて混ぜる。
秋を感じると根菜とキノコを合わせたくなる。 野菜類はほとんど茹でるか網焼きにしてるので、ごま油入りの醤油だれで調味してもあっさりとした味。
忙しいときも、冷蔵庫にこんな和え物があると気分が楽になる。
もちろん、腸活にオススメです。
イカと豚肉の焼売
寒くなったら蒸籠の出番。蒸し野菜と2段重ねにして食べたいものは?
あっさりの野菜と旨みの強いシュウマイで、ちょっとご馳走にしてみませんか?
けれど、餃子に比べて焼売をつくるという話はなかなか聞かない。あの小さな皮にタネ(具)を包める自信がない。。。
ならば、皮を細切りしてタネにまぶすようにして包んでみる。
タネは豚ひき肉をベースに7㎜角に切ったいかを練り込んだもの。 このイカを手切りする手間は残念ながら省けない。焼売を噛むと、イカの香りと旨みが口の中に広がって、この手間報われるはず。
秋の焼売らしく、トッピングは銀杏とクコの実。
蒸籠を食卓に運び、蓋を開けると、立ち上がる湯気にホッコリ&ゴクリ。(自称)
今回は黒酢醤油を添えています。
鶏肉飯(ジーロウファン)&砂肝のスープ
鶏肉飯は台湾の屋台料理です。 魯肉飯(ルーローファン)が有名ですが、あっさりがお好みの方にはぜひオススメしたい。
鶏胸肉を蒸し煮して、身をほぐす。
みじん切りした玉葱をカリッとするまで揚げ焼きにする。取り出したところで粗みじん切りした鶏胸肉の皮をカリカリになるまで焼く。 皮を取り出し、醤油、老酒、砂糖、胡椒を合わせてたれをつくる。
砂肝のスープは鶏胸肉の蒸し汁がベースです。
砂肝の皮を取り除く作業は面倒ですが、砂肝を千切り生姜とこの蒸し汁で煮るとまるで薬膳スープのごとく深い味となります。このままスープとして飲んでいただいても美味しいですが、今回は鶏肉飯にかけてお茶漬けのように、櫃まぶし?のように食べていただいても楽しい。
器に少量のごはんを盛り、手(フォークでも)で裂いた胸肉をたっぷりとのせる。カリッとした玉葱と鶏の皮をトッピングしタレをかける。好みでパクチーを添えて。
まずはレンゲでよく混ぜて食べていただき、途中から砂肝のスープをかけてシャバシャバとお召し上がり下さい。
高タンパク低カロリー?いえいえ、たぶんみんなが好きな味です。
洋梨のフール
「フールfool」は英国の伝統的デザート。
英国のデザートは「トライフルtrifle」とか自虐的表現をするものがあるのはなぜ?と調べてみるが未だに納得できる答えは得られていない。
fool=愚か者 trifle=つまらないもの
一般的には「愚か者でもできるデザートだから」という説が普及している。
フールとはフルーツをピュレ状にしてカスタードクリームやホイップクリームと混ぜ合わせたものです。
フルーツはお好みのもので、生の状態をピュレにするものもあれば、コンポートにしてからピュレにするものもあります。
今回は洋梨をコンポートにしたものを使用。 ホイップクリーム+ギリシアヨーグルトと混ぜ合わせました。 アクセントにアーモンドのキャラメリゼと角切りした洋梨のコンポートを散らしました。
おしゃべりが止まらないティータイムにいかがでしょう?
コメントを残す