11月の料理教室
2019/11/29
ハロウィーンが終わったのに、我が教室では11月は南瓜祭り。
松山市内のJA直売所で見つけた紅栗かぼちゃ。
一般的な緑色の表皮の南瓜が霞んでしまう鮮やかなオレンジ色で食卓の主役となりました。
今月はちょっと中華のテイストも加わった和食です。
小松菜とブロッコリーの海苔和え
茹でた小松菜とブロッコリーにちりめんじゃこを加え、醤油、かぼすの果汁で和え、
最後に焼き海苔をちぎって加えたもの。
とても単純だけど、栄養のバランスも良く、どんなおかずとの相性もよさそう。
食事のスタートにこんな野菜をたっぷりとると、揚げ物を食べる言い訳ができそう?
秋刀魚の香味揚げ
秋が深まり、秋刀魚もようやく脂がのってきました。
花椒(中国山椒)と生姜を効かせた漬け汁に筒切りした秋刀魚を浸け込んでから、粉をつけて揚げます。
白髪葱と同じ長さの千切りにしたセロリと三つ葉をたっぷり添えて、黄菊の花びらを散らせば秋らしい一皿に。
花椒(ホワジャウ)は麻婆豆腐の辛味の素ですが、この漬け汁は割とマイルドな辛味で、青魚の旨味と合うと思っています。 秋刀魚のほかに太刀魚でも美味しい。
肉詰め南瓜のオーブン焼き、銀杏あん
南瓜の上部1/4を切り取り、中の種とワタを取り除いたところに肉だねを詰め、オーブンで焼き上げます。
肉ダネは牛ひき肉をベースに、干し椎茸(みじん切り)、甘栗などを混ぜたもの。
肉詰め南瓜をオーブンで焼いてる途中に食べやすく裂いたキノコ類を加え、さらに焼きます。
一方、銀杏は殻から実を取り出し、茹でて薄皮をむいておく。
干し椎茸の戻し汁に出し汁を加えて調味し、水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後に銀杏を加えて銀杏あんをつくります。
焼き上がった南瓜にこの銀杏あんをたっぷり流せば、歓声が上がります。
芋、栗、南瓜は不滅ナリ。
りんごの甘煮入り、ゆず餅
代表的な桜餅は2種あると言われています。
ピンクの皮であんこを巻くタイプ(長命寺と呼ばれます)とモチモチの道明寺粉であんこを包むタイプ(関西風とも呼ばれます)。
この長命寺タイプのクレープのような生地を柚子の風味をつけてつくりました。
白玉粉が少量入るとモチモチした食感になります。
りんごは紅玉。鮮やかな赤い色の甘煮があんこ代わり。レモンの酸味が爽やかです。
手の平に乗るように小さく巻いて、重ねて盛ります。
軽くて爽やかな風味についつい、1本2本と手が伸びます。
本日は緑茶を合わせましたが、アップルティーも合うはずですよね。
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