Wreath, wreath, wreath
2016/12/25
本格的な寒さを迎える前の庭仕事のひとつに樹木の剪定作業があります。
3本のオリーブの枝を切って樹形を整えると、かなりの量の枝が出てきます。
そのまま捨てるには忍びない。。。
私史上?最大のリースを作りました。 直径は約150㎝。
wreath (L)
祖父が見たら『酔狂じゃなぁ。』と言われそうですが、
ご近所さんには面白がっていただきました。
ただ、重力には勝てず、円形から楕円へと日々変形していってます。
wreath (M)
3年目のドーナッツ型バスケットを使用したリース。直径約38㎝。
玄関ドアに飾っています。
今年は予想以上に葉ボタンの成長が早く、クリスマスというよりお正月モードに見えてしまいますなぁ。
wreath (S)
ローズマリーの枝とピラカンサの実でナプキンリングを作りました。
こちらはヒバの枝でキャンドルホルダー。直径約5㎝。
枝をぐるっと丸めて赤い実と束ねてしまえば、christmas wreathは出来上がり。
梅雨入り前の大仕事のひとつ、ヤマモモ(山桃)の収穫。
ついつい先延ばししているうちに、入梅の候となり、
つかの間の晴れ間に慌てて熟した実を手摘みする。
赤く熟したものも、まだ緑色の未熟なものもあり、一粒ずつ手摘みすることとなるが、作業中、ヤマモモだけでなく隣の未熟なプルーンの実も落ちてきたりして、『もったいない~!』を連発してしまう。
ヤマモモの実1.6㎏。(右下のグリーンの大きな実がプルーン)
ヤマモモの実を蒸して、種を除き(なんと手揉み!ミキサーを使うと種がつぶれて苦くなるので・・・)ピュレ状にし、シロップと合わせる。
冷凍庫で4時間ほど冷やし固め、一度取り出し混ぜて、再び冷凍庫で固めると出来上がる。
毎年コンポートを作っていたヤマモモ、今年のシャーベットはなかなかの自信作となりました。
しかし、こんなに裏ごしに手間かかると市販化されないことに納得。
ヤマモモ(山桃)が実り始めました。
山桃は雌雄異株。 風媒花である。
実付きはその年の気候に左右される。
しかし、最低限の肥料と剪定で、毎年立派に実をつけてくれる。
日差しが日ごとに厳しくなる季節に、雑草引きの手を止めてふと見上げると、赤いまんまるの果実は、実に愛らしい。
苗を植えて5年。 高さは4メートルを越えて、虫もつきにくい。
しかし要スペース。 現代の住宅には不向きかも。
今回は約1.2㎏採集。 実を洗って、重量の30%の砂糖を加え、1晩置いてから煮る。
アクを取り除いてから、弱火で約20分煮る。 直径2.5cmほどもあった実は二回りほど小さくなるがキレイな赤いコンポートが出来上がる。 保存瓶に移し、冷蔵庫へ。
ジャムのようなとろみはつかないので、ヨーグルトと合わせて食べています。 素朴な味で、さくらんぼの種を噛んだような香りがします。
呑み助はウオッカやジン(写真はキルシュ)で割って、食前酒に。
少し渋めの『花より団子』。
庭の花やグリーンは目を楽しませてくれますが、胃袋を満たす食材、早春編。
蕗、こごみ、クレソン。
小さな池の周りに苗を植えたら、根付き、毎年収穫しています。
気温上昇と共に、虫も大量発生するので、朝晩まだ寒さが残るこの時期だけの季節限定品。
蕗を下茹でして、筋を取り除くと“翡翠色”現る。
昔、ケーキの上に飾られていたアンゼリカを思い出す。 最近ほとんど見かけないけど、蕗も下ごしらえが面倒なので、忘れ去られていくのかしら。
『蕗の青煮』 『クレソンのお浸し、スライスアーモンド添え』
『蕗と竹の子とアサリのごはん』
山椒も芽吹いて、桜も満開。 昨日は燕を見かけました。
結婚して初めて迎えるお正月に、夫曰く
「黒豆も、お餅も好きじゃないから。」と。
黒豆も、お餅も好きな私が暗中模索?孤軍奮闘?して
四半世紀を超えてつくるお雑煮。
カツオと昆布のだしをベースに、
皮目を焼いた鴨、大根、金時人参、牛蒡、舞茸、海老、三つ葉、柚子の皮、
お餅は焼いています。
それぞれの実家の味は見事に踏襲せず、勝手に作って
我が家の定番になりました。
おせちつくりに欠かせぬものは、何ですか?
クリスマスが終了すると、翌日から店頭に登場する『これぞ!おせち!』な素材たち。
そのひとつが、慈姑(くわい)。
調理に手間のかかるものが、素材としてスーパーで普通に売られていることに、妙に感激。
「やるなぁ~。松山人。」
慈姑は(日本料理的には)芽があってこそ、存在価値あり。
丁寧に泥を落とす。
芽の先端を少し落とし、六面に皮をむく。
くちなしの実で黄色く色付けしながら下煮し、甘味の効いた出し汁で煮含める。
子供の頃にはちっとも理解できなかった苦味。
家族の不評を受け止めつつも、毎年作る人がどうか減りませんように。
クリスマスリース・葉牡丹
2014年のクリスマスリースは市販品を活用。 普段ならまず選ばない葉牡丹。 白い薔薇に見えてしまった。 お正月も、松とか刺して使えそうな~。
クリスマスリース・コルク
1996年製作。 数度の引っ越しに耐え、健在。 毎度、見た人が言う言葉はまず同じ。 『飲んだねぇ~。』