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  2016年3月
2016年3月

2月の料理教室

暖冬とはいうものの、寒い日はさむい。
土鍋の使用頻度が一番高い季節。
鍋だけではなく、煮込み料理にも使って、卓上で取り分けると、
温かさも共有している気がします。

今月は中華を鍋仕立てにしました。

初めてですが、器を紹介します。
2月の器

手前、折敷の上に置いた皿左下から時計回りに。

花唐草リム皿     真喜屋修
銀彩深鉢     谷井直人
楕円二色小皿   古川章蔵
白磁高台     有田一真窯

黒土鍋         土楽窯

左手奥(土鍋の横)

市松ミニそば猪口    九谷青窯
花器          宮内太志
チタンアイスバケツ SUS gallery

お鍋のときに、困るのがお玉&取り箸入れ。
手もとにあったアイスペール(バケツ)を採用したらこれが意外と◎。
金属という素材のシャープさ、適度の重みと扱いやすさ。
テーブルをぐっと引き締めてくれた気がします。

土鍋は15年以上使用して、底にヒビは入っていますが、日々活躍してくれています。

教室写真・2016年2月⑥ 004

揚げ牡蠣のもずく酢仕立て

老酒風味の甘酢でもずくを和え、揚げた牡蠣と共にいただく。
昔、ホテルの中華で食べてこの組み合わせに感激したのを思い出し、作ってみました。
意外なようで、納得の味なんです。

教室写真・2016年2月⑤ 001

もやしと豆苗のナムル

淡白な素材同士で、いくらでもいただけるナムルです。
面倒ですが、もやしのひげ根を取り除くとワンランクUPな一品に。

教室写真・2016年2月⑥ 003

鶏肝の中華風煮込み

鶏のレバー&ハツを老酒と生姜で香りづけして甘辛く煮込んで、
最後に花椒(中国山椒)を振る。

『肝類は家庭で料理したことがない。』と言われる方もかなりいらっしゃいましたが、
面白がってくださった方もいて、こういう提案もたまにはいいのかなぁ~とホッとしたり。

教室写真・2016年2月⑤ 005

肉団子と白菜の煮込み

中華のスタンダード『獅子頭鍋』をアレンジしました。

肉団子は、豚ばら肉を手切りして丸めたもの。
干帆立と干椎茸をベースにスープをつくり、白菜、竹の子と共に煮込んでいます。

それなりに手間はかかりますが、深い味わいが応えてくれます。
食べた後も、体の芯から温まっている、そんな一品。

教室写真・2016年2月⑥ 006

酒粕のパルフェ、オレンジマリネ添え

甘酒をいただくことも多い季節に、酒粕を使ってデザートを。
パルフェはアイスクリームより少しやわらかめの氷菓。

季節の柑橘を添えて供すると、和の素材も洋のルックスに。
で、遅れてほんのり酒粕の香りが口の中に広がるのです。


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