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  2015年4月
2015年4月

4月の料理教室

4月の料理教室は和食。

筍、蕗、山菜が旬をむかえ、糠や山椒の葉とともに、店頭に並びます。

『春には苦味(くみ)を盛る。』

大人たちが舌鼓を打ちながらほろ苦さを堪能する姿は、子供には理解しがたく、でも記憶の断片として残っていました。

穂先は切り落とし、時間をかけて糠や唐辛子と共に下煮し、幾層にも重なる皮をむき、ようやく食べられる竹の子。 塩をまぶして板ずりし茹でた後、冷水にさらしながら筋をむき、初めて美しい翡翠色の姿を見せる蕗。 茹で過ぎると巻いていた芽の先端が伸びてただのシダになってしまうこごみ。

いつもの暮らしとは少し違う速度で、素材と向き合う時間を慈しんでいただけるとうれしいです。

教室写真・15年・4月① 003

蕗の青煮
教室写真・15年・4月② 003

竹の子、蕗、春野菜のサラダ、塩麹ドレッシング

教室写真・15年・4月③ 002

桜ごはん

教室写真・15年・4月⑤ 001

牛肉の木の芽味噌巻、焼き竹の子添え

教室写真・15年・4月③ 010

ヨーグルトムース、苺のバルサミコ酢マリネ添え

 

今月の初めには、庭仕事にダウンを着ていたのに、今は麦わら帽をかぶって草取りをしています。 料理の素材もどんどん初夏モード。 たぶん5月はイタリアン!?になります。

 

 


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自家製・早春野菜

少し渋めの『花より団子』。

庭の花やグリーンは目を楽しませてくれますが、胃袋を満たす食材、早春編。

蕗、こごみ、クレソン。

小さな池の周りに苗を植えたら、根付き、毎年収穫しています。
気温上昇と共に、虫も大量発生するので、朝晩まだ寒さが残るこの時期だけの季節限定品。

ふきとクレソン 001

庭のクレソンと蕗 002

蕗を下茹でして、筋を取り除くと“翡翠色”現る。
昔、ケーキの上に飾られていたアンゼリカを思い出す。 最近ほとんど見かけないけど、蕗も下ごしらえが面倒なので、忘れ去られていくのかしら。

ふきとクレソン 007

ふきとクレソン 009  ふきとクレソン 012
『蕗の青煮』         『クレソンのお浸し、スライスアーモンド添え』

ふきとクレソン 015

『蕗と竹の子とアサリのごはん』

山椒も芽吹いて、桜も満開。 昨日は燕を見かけました。


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ヒヤシンス

春めいて、庭がにぎやかになってきました。 スノードロップ、ミモザ、アネモネ、スズラン水仙。
放りっぱなしながらヒヤシンスも健気に咲いています。
ヒヤシンス 003

ヒヤシンス 007
春の気配を感じたら、飾るヒヤシンスの刺繍額。
庭仕事もしたいし、刺繍も刺したい。 それに春は眠い。


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