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 レッスンのこと
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10月の料理教室

コロナ感染の状況により9月の教室をお休みし、

10月から再開することができました。

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ウイルス感染に翻弄されてぼんやりしている間に、確実に季節は移り、秋本番となっています。

今月は、葡萄、栗、れんこん、キノコ、鮭、黄菊、そしてハロウィーン月間らしく?南瓜も使いました。

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蓮根と葡萄のサラダ

蓮根、生キクラゲ、オクラ、海老をさっと茹で、柚子胡椒入のドレッシングで和えています。最後に輪切りしたマスカットを混ぜ、黄菊の花びらを散らしまし翡翠色の翡翠色のマスカットの透明感と甘みを、黒いキクラゲと柚子胡椒がピリッと締めてくれます。

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南瓜と人参の胡麻味噌和え

鍋一つでできる、調味料は味噌だけの料理。

味噌のコックリとした味わいがこの時期に合う気がします。

鮮やかな色なので、お弁当に使っていただけると嬉しい。

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蓮根とキムチ入りつくね

刻んだキムチを調味料代わりに、蓮根の歯ごたえが楽しいつくねです。 味の変化をつけるため、つくねに豚の薄切り肉を巻いたモノと 2種つくりました。

添えた野菜は、キノコと里芋。つくねを焼いたフライパンで仕上げます。

お醤油が基本調味料の料理がお皿に並ぶと具材が茶色ばかりになりがちです。季節のフルーツを添えるとグッと華やかに、食欲も増進する気がします。 今回は輪切りのリンゴが引き立て役に。

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自家製ふりかけの鮭ごはん

秋鮭のシーズン。 手頃な鮭で自家製ふりかけをつくります。

目指すは「しっとり、優しい味」。

鮭を蒸して、身をほぐし、フライパンで水分を飛ばし煮上げる。

新米に自家製ふりかけの鮭、いくら、大葉、いり胡麻、スダチを添えて、最高の「鮭ごはん」いただきましょう。

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プティ・マロン・ケーキ

マロンペーストを入れた生地を型に流し、渋皮煮の栗を詰めて焼く。型から取りだしたケーキにチョコレートを流し、ケシの実で飾る。

見た目も「栗」なお菓子です。

この大粒「栗」もどきなサイズが楽しい。

お菓子作りをしていると、「焼き型増えていく増えていく」問題が発生します。悩ましいと思いつつ、想像通りの型に出会えるとラッキーと思ってしまうのはオタクの証。

ちなみにこの型は好評で、教室で紹介したところ、すぐ完売。

我が教室はオタクに支えられております。ハイ💦


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4月の料理教室

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今年のイースターは4月4日でした。

アメリカでは、Easter(日本語で「復活祭」と訳される)はイエス・キリストの「復活」と「春の訪れ」を意味するので、この時期になると、卵(イースターエッグ)やウサギ(イースターバーニー)を飾って祝います。

2019年3月にニューヨークで買ったエッグスタンドに庭で摘んだ花を。

次回彼の地へ出かけられるのはいつの日やら。

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 さよりのハーブピカタ

頭、内臓、中骨を除いて開いたさよりに、ディルを散らして小麦粉、卵液をからませフライパンで焼く。

シンプルな料理ですが、瀬戸内ならではの一品と自負しています。

和食料理店や寿司店では高級魚とされる「さより(細魚)」。

サイズは小さいけれど、この季節、この地域では近所のスーパーで普段使いな感じで売られています。キスやトラハゼもオススメです。

繊細な味を楽しむために、焼きたてのほわっとした状態でぜひ召し上がっていただきたい。

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空豆のペーストと卵のタルティーヌ

空豆のシーズンが到来。

茹でた空豆とカシューナッツをベースにペーストをつくりました。

調味料として、ギリシャヨーグルトとオリーブオイル、塩、胡椒。

シンプルですが空豆本来の味と旨みがよく調和している自信作。エッヘン!

イースター月間でもあり、卵をトッピングしてタイムとケッパーを散らしタルティーヌに仕立てました。

今は難しいけれど、ポットラックパーティに持参していただけると話題提供になれるディップ。

冷蔵庫で3日間程度保存可能。

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豚肉とキャベツのビネガー煮

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店頭でキャベツがうず高く並べられています。ふんわりした春キャベツでも普通の締まったキャベツでもつくれます。

ブイヨン(コンソメ)不使用ながら、しっかりとした味わいのフレンチの煮込み。

仕上げに赤ワインヴィネガーを少量加えて、奥行きのある味に仕上げます。キャベツが残ったら、ベーコンやソーセージを加えて煮込みなおしても美味しい。

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レモンクリームのクッキーサンド

地元の産直市場へ行けば、無農薬のレモンが見つかる柑橘王国。

レモンマーマレードをつくり、バター、ホワイトチョコレートを合わせてレモンクリームをつくります。

バター多めのサブレ生地を焼いて、このレモンクリームを挟みました。

酸っぱい、甘い、コックリ、ホロリ。

レモンの季節も終盤、さぁ産直市へGO!

来年のイースターでは、遠慮なく集まって「復活祭」を祝えることを祈ります。


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3月の料理教室

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冬の寒さが残る中、気がつくと足元ではじんわり春が這うようにひろがってきている。

生ける花も、三つ叉→水仙→ヒヤシンスと移っていく。

花器は伊予市在住、岡田智恵さんの作品。

https://atelierchie.base.shop

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2月末に九州から届いた筍。

このサイズが可愛くて撮ってみたけど、やはりアクはある。糠で下煮にして、皮をむくと可食部分は6cmほど。 今、筍の下煮をする人は限られている。

一年中、水煮の竹の子はあるけど、これから『新物』の水煮竹の子が出回る。今年は近所のスーパーで、「松山・湯山産」と明記した物も発見。水煮を活用して、身構えることなく季節を味わう一皿になればとの提案。

水煮竹の子は出汁で煮ておくと、いろいろと展開可能。冷蔵庫で3日ほど保存できるのでお試しください。

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竹の子、うど、ホタルイカの酢味噌和え

水煮の竹の子を1cm角切りして、出汁で煮ておく。1cm角切りしたうどと空豆を水気をきった竹の子と共に酢味噌で和える。ホタルイカをのせ、穂しそを飾る。

ピンクの高台は砥部の中村智子さん作。

https://www.Instagram.com/studio_ecco

この高台の美しい形に魅せられ、pinkで依頼。

桜の季節に使いたい。イチゴをのせたい。緑の野菜も映える。男性が使っても恥ずかしくないピンクです。

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鯛と千切り野菜の椀

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グリルで焼いた鯛に季節の野菜の千切り(長葱、うど、人参、ブロッコリースプラウト)をたっぷりのせ、塩と酒で調味した出汁を注ぎいれます。

鯛の潮汁椀を、つくりやすい切り身で、今のカタチでできたらと考えました。

鯛の皮の香ばしさも味わうために、仕上げに皮目をバーナーで焼いて椀にいれる。香ばしさが加わった出汁もホントおいしい。

白い器は砥部の遠藤愛さんの作品。

https://www.Instagram.com/endo_gama

うどん鉢より小さく、煮物椀より大きいというわがままサイズでつくってくださった物。

和食も洋食も合う、懐の深い器。

鰻丼盛ったら、おすまし顔に、映えました。

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うどと豚肉の炒め物

独活(うど)は山菜。どちらかというと東日本で食されることが多いので、「うどの大木」というフレーズでは知っていても、現物を見たのは初めてという方も。

でもこのあたりでも、ちょっと郊外の森を歩けば、見つけられるのです。もちろん、近所のスーパーでも販売されています。

和食のアク取りの手段は、塩、酢、水が代表的。

うどの料理の前には酢水(もしくは水)をご用意ください。

今月の料理は、『竹の子の酢味噌和え』、『鯛と千切り野菜の椀』でうどを使用しています。この料理ではうどの中心部分の白くやわらかい部分を使います。 残った周りの産毛が生えたような堅い皮を千切りにして、きんぴらのような料理にしました。 豚肉を加えると残り物処理?ではない、立派な一皿に。

春らしい軽やかさを出したくて、塩麹と山椒の実で味付け。

酒の肴にも、お弁当のおかずにも。

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春野菜と牛肉のサラダ

竹の子の旬はわかめがとれる時期と重なり、この素材あわせを『出会いの味』などとも称されます。

ここに、菜の花、スナップエンドウを加え、焼いたステーキ肉を角切りして(お箸で食べられるサイズ!)盛ります。ドレッシングはわさびを加えた醤油風味。

竹の子やわかめそして牛肉。噛み応えもあり、男子にもうけるサラダです。

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たらこと玉子のごはん

炊飯器に米と通常の量の水を入れ、1cm幅に切ったたらこをのせ、酒を振る。炊飯器の蓋を閉め、普通に炊く。

炊き上がったら、溶き卵を流しこむ。

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再び炊飯器の蓋を閉め、5分ほど置き、しゃもじでごはんをさっくり混ぜる。

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料理と言えるのか?心配をよそに、絶賛の嵐!

「下宿生に教えます!」とか。。。

たらこのピンク、玉子の黄色、木の芽を添えれば、『春のごはん』できました。

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オレンジチーズケーキ

まだ寒さが残る時期に、おうちならではの温かでトロリとしたデザートを。

オレンジの果肉を取り出す手間はかかりますが、生地つくりは材料を混ぜて耐熱皿に流し、オレンジを並べ、オーブンで焼き上げるだけ。

ほんのり温かい状態で食べると、ツルッと溶けるように優しい甘さで満たされます。

冷蔵庫で冷やして、また違う味わいも楽しめる、1粒で2度美味しいデザート。(私見です)

オレンジの皮も有効活用してオレンジティーに仕立てました。

柑橘の季節も終盤戦。 愛媛の柑橘“せとか”で実践したとの報告!も嬉しい。

 


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2021年2月の料理教室

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2月は冬らしい力強い素材から、淡いはかなげな春の食材へと目が移っていく時期です。もう少し寒さを味わいたいような、明るい日差しを早く迎えたいような。

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 「鍋料理」を主菜としての内容です。たまには器の情報を。

あめ釉香味鍋 一志郎窯

赤漆椀  山岸厚夫

染付駒形皿 植山昌昭

ピーナッツ型小皿 岡田智恵

花器 高田かえ

ガラスピッチャー 荒川尚也

 織部どら鉢 大沼道行

白釉中皿 石岡信之

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 鶏の松風、菜の花の胡麻和え、大根の柚子巻き、ゆり根

2月の口取り。

「口取り」とはおせち料理や会席料理で最初に出す料理。

ま、いわゆる「酒の肴」です。

おせち料理を作りながら、お正月にだけ食べる料理ではなく、おせちのノウハウを日常に持ち込めないかなと考えていました。

見た目や保存性のため、濃い味付けの印象が強いおせちですが、現代的な道具や考え方を取り入れて日々のごはんに。

鶏の松風はすり鉢の代わりにフードプロセッサーを、蒸し器ではなくオーブンで火入れしています。 扇面に切り分け串を刺せばおせちですが、今回は長方形に切っただけ。

菜の花は春待ちの気持ちを。ゆり根は冬ならではのほっこりした味わいを。

大根をスライサーで薄切りし、柚子の皮の千切りを巻いて保存容器に並べ、甘酢をかける。赤大根、白大根の2種でつくると互いにグッと引き立て合います。

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大根は最近は様々な種があります。芯の部分が紅いもの、皮だけ紅いもの、みぞれ状に赤みがあるものなど。どれでも面白い。

1週間ほど保存できますが、薄い大根巻きなので、たぶんあっという間に消費します。

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白菜とロマネスコのサラダ、大根とリンゴのドレッシング

この季節、冷蔵庫に鎮座している白菜。サラダにしても美味しい。

ロマネスコとスナップエンドウ、グリルでこんがり焼いた油揚げと合わせました。 鬼おろしでザックリと大根とリンゴをすりおろしてドレッシングをつくっています。お醤油を使っていないので、和にも洋にも使いやすいドレッシングです。

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大根とハマチ(ブリ)の鍋

ハマチが大きくなったらブリ(鰤)と呼ばれる。天然のものをハマチと呼び、養殖のものをブリと呼ぶ。。。地域やお店によりこの魚は様々な解釈で名前がついています。

旬のこの時期、柵状の「ハマチ(ブリ)」が手軽に入手できるので、こんな鍋を考えました。

ハマチに塩を振り、20分置いてから水分を拭き取り、薄切りにする。

大根、長芋、人参。皮をピーラーでむき、スライサーで輪切りにする。柚子の皮は千切りにする。

鍋に食材の半量を層状に重ねる。底から大根、長芋、人参、ハマチ、柚子の皮の順に重ねたら、もう一度繰り返す。 昆布だしを注ぎ、沸騰したら弱火にして10分弱。薄切りだからすぐ完成。

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葱と柚子の皮を天に盛り、柚子胡椒とポン酢を添えています。

昆布だしを追加して、〆は稲庭うどんで。お腹の中から暖まります。

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ズッキーニチョコレートケーキ

2月はヴァレンタイン月刊なので。。。

世界中でヘルスコンシャスなお菓子が開発されている中、こんなチョコレートケーキを発見。 驚いたことに美味しい。(笑)

そう言えば、アメリカ人はお菓子やパンにズッキーニを結構使っている。 ズッキーニは主張が強くないけどコクがある。だからバター不使用でチョコレートケーキができるのですね。

教室参加の皆様の当惑顔にニマニマしつつ、試食タイムには『軽くて美味しい!』と絶賛されてしまいましたぁ。

見た目がちょいと寂しいので、クリームを添えてしまいましたが。

ピスタチオのグリーンでズッキーニ入りを思い出しながらご賞味ください。

 


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12月の料理教室

コロナに翻弄された一年。でもクリスマスはクリスマス。

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ポット苗でつくるクリスマスリース

毎年11月の中旬に、ドーナツ型のバスケットにポット苗(園芸店やホームセンターで購入)を生け込む。

生け始めはそれぞれの苗がよそよそしい感じで別々に咲いているのに、ひと月もすると混ざり合って、もしゃもしゃ?と雑居家族のようになる。赤い山帰来を刺すとクリスマスになるけど、赤い実は野鳥の標的になりやすく、ドアを開けると粉々になった実が散っている。

お正月には、山帰来から南天に切り替え、金色の水引を飾れば、しめ縄代わりになります。

時々の水やり、枯れた花や伸びた葉を取り除くことは必要ですが、冬ざれて寂しくなった庭に、ポッと灯りがともったような。

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北欧のクリスマスを夢見て。

クリスマスの食卓を作るために選んだ雑貨類は、ほとんど旅先からえっちらおっちら運んできたものばかり。

キャンドルスタンド、サラダボウル、ガラスのクリスマスツリーetc。

年に一度の登場の場面をつくらないともったいない。

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前菜4種

小海老のトースト、スカーゲン

鯛のトースト・北欧風

シュガートマト、モッツァレラチーズのサラダ

海老とバジルの揚げ春巻き、カクテルソース添え

北欧に行ってビックリしたのはオープンサンドのトッピングの量。

スモークサーモンのオープンサンドを頼んだら、お皿に山のようにスモークサーモンがのっていて土台のパンが見えない。美味しかったけど一皿で完結してしまった。

少量多品種を望む日本人に小さな前菜4種を用意しました。

土台となるパンはドイツ~北ヨーロッパでよく食べられているプンパーニッケル。全粒粉のライ麦をベースにしているので、最近は健康食としても注目されているようです。

小海老のトースト、スカーゲンは北欧の定番料理。

鯛のトースト・北欧風は私のイメージする北欧料理を地元の鯛を使って。

北欧のハーブ、ディルとチャイブを使用したソースで和えてつくります。チャイブは日本の芽ネギのようなハーブ。やわらかいニラのような香りがします。万能ネギの先端の部分で代用できます。

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pumpernickel(プンパーニッケル)は未開封なら半年程度保存可能。

チャイブはなかなか販売していないので、庭で育てています。冬にはほとんどのハーブが枯れる中、有難い存在。 ディルは寒いヨーロッパで年中使用されるのが不思議なのだけど、北欧料理のマストアイテム。

赤いトマトは、中身を少しくり抜いてモッツァレラチーズを数粒入れてバジルを散らし、クリスマスの演出に。

海老の殻をむいてバジルの葉と共に巻いて、揚げ春巻きに。くり抜いたトマトの果肉を活用してカクテルソースをつくったら、大好評。

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カリフラワー、マッシュルーム、蟹のフリカッセ

温かい野菜料理。

白い冬野菜と蟹(缶詰デス)をクリームで蒸し煮にしました。

寒い季節、ホッとする一皿。

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フライパンでローストビーフ

「かみ応えのあるお肉を食べてこそ、肉の美味しさを実感する。」ま、個人の見解ですが。

「薄くて面の大きなステーキ肉より分厚い一口の肉塊を。」   ま、個人の好みですが。

家族の構成人数が減っていること、扱いやすいことなど、フライパンでステーキのようなローストビーフを焼きました。

焼く手間はかかりませんが、時間を考える必要があります。(笑)

1.お肉屋さんに厚みのあるステーキ肉(またはローストビーフ用肉)を注文。

2.焼く前に肉を冷蔵庫から取り出し1時間以上室温に置く。

3.筋切りし、塩、胡椒を振った肉の広い面を、温めたフライパンで厚み1cmにつき1分(4cm厚さの時は4分)、裏返して同様に焼く。残りの面は1分ずつ焼く。 アルミフォイルで2重に包み、更にふきんで包み室内で1時間保温する。

4.切り分けて、皿に盛る。

お肉のおいしさを堪能していただくために、塩、醤油、わさび、マスタードなどを好みで添えて。

焼いた当日は厚切りの肉を噛みちぎるように味わって、残ったら薄切りして、ごはんにのせて醤油とわさびを添えてローストビーフ丼に。

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スウェーデンのチョコレートケーキ(シャーレクスムムス)

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 素朴でシンプルなチョコレートケーキ。

材料がチョコレートではなくココアを使うので、気軽につくれます。

「シャーレクスムムス」を直訳すると「愛の美味しさ」。だからヴァレンタインデーにもよくつくられるそうです。

焼き上げたチョコレートケーキにコーヒー風味のココアクリームを流し、ココナッツを飾る。

あ、トナカイの親子はプラスチックのフィギュアです。💦

コーヒーやホットミルクと共にお楽しみください。


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7月の料理教室

蝉の大合唱の中、庭仕事をする季節となりました。

強い日差しの中、池の端に咲く睡蓮に慰められながら草を刈っています。

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今月は「夏の常備菜」を提案。

昨年8月に催した『器・つくる人、つかう人』展で作家さんに作っていただいた器もつかいました。

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ピンクの高台皿は砥部の中村智子さん(studio ecco)作。昨年のイベントで製作してもらったものです。 脚付きの器は高さが出るため、食卓を華やかにしてくれます。 デザートはもちろん、酒の肴を盛ってもごちそう感出ます。

左奥のサボテン柄の皿(直径14.5cm)は岡田智恵さん(Atelier chie)の作品。こちらも昨年のイベントへ出品していただいたもの。オーソドックスな釉薬とポップなサボテン柄という、この組み合わせがツボで、愛用中。今月は鰹のカツレツを取り分けています。

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ピーマンの油煮、南瓜の煮物スダチ風味

ピーマン12個を切り分け、鍋で煮る。調味料は塩、サラダ油、醤油、酒。 私にとっては「やめられない、止まらない」味。

南瓜は砂糖をまぶして時間を置いてから煮ます。 浸透圧の意味がわかる、そして出汁要らずが気楽な煮物。火を止めてスダチを搾ると果汁の酸味がキリリと味を引き締めてくれます。どちらも冷蔵庫で4日間保存可能。

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トマトと海老の甘酢マリネ

海老をガーリックオイルと少量の豆板醤で炒めた後、甘酢でさっと煮絡める。粗熱を取ってから、湯むきしたトマトと合わせ冷蔵庫で冷やす。冷蔵庫で2日ほど保存可能。 叩いたオクラをのせています。

トマトと海老の赤は元気が出ます。来客の予定があるときに、事前に作っておける品は重宝します。

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鰹のカツレツ、和風タルタルソース添え

刺身用に柵とりした鰹に、薄力粉、卵、パン粉で衣をつけて、フライパンで揚げ焼きします。

中心部のレア感がキモなので、高温で表面をさっと焼き付けるように揚げます。厚切りでどうぞ。

和風タルタルは、生姜、ネギ、茗荷、獅子唐(種を除く)をみじん切りして、マヨネーズと合わせたもの。大人も楽しめるタルタルソース。ブロッコリースプラウトを添えています。

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トマトごはん

ゴーヤと牛肉の味噌炒め

夏はトマト! フレッシュなトマトを使いたくて考えました。

湯むきしたトマトを手で粗く潰す。果肉と果汁に分けて果汁+水でお米と合わせ水加減し、果肉は具材と捉え、炊飯器で炊く。

炊きたての香りは最高!

トマトごはんを入れた奥の器は愛媛の陶芸家杉浦史典さん(スギウラ工房)の作品。直径24cm高さ13cm、かなりデカいですが、端正でかっこいい器です。約10年前の作品ですが、今見ても、good!

さて、トマトごはんに合う一品です。

ゴーヤと牛肉、赤パプリカで元気色を、味噌がまとめ上げてくれます。

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煎ったカシューナッツを散らしています。代わりにパクチーをのせれば、南アジアのごはんに見えそう。。。

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スイカのシンプルパフェ

丸くくり抜いたスイカ、粗く裏ごししたスイカの果汁、茹でたタピオカ、バニラアイスをグラスに盛りました。

面倒な作業はスイカの種取り。複数人でワイワイと作れば、夏休みの楽しい思い出になりそう。

6人分でスイカMサイズ1/2個使いました。

スイカのデザートってあまり罪悪感持たないのは私だけかしら?


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6月の料理教室

6月より教室を再開いたしました。

新型コロナウイルス感染拡大により、まだ先も見通せず、不安定なお気持ちで過ごされている中、多くの方々に参加いただき、感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。

桜の季節も楽しめず、ツツジも藤もぼんやり眺めていただけのようのような時間を過ごし、今が終盤の紫陽花を横目に夏への準備を急ぐ日々となりました。

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Stay Homeと呼びかけられた日々、「毎日のごはんづくりにホトホト疲れ果てた。」との、お声も聞こえる中、『手間をかけずに美味しい!』をテーマに(日々心掛けてはいるのですが、なかなかそんなにアイデア浮かびませーん。)メニューを構成しました。

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焼き野菜、茹で野菜のつゆ浸し

茄子、南瓜、ペコロス(プチオニオン)をグリルで焼き、トマトは湯むき、オクラはサッと茹でて下拵え。

薄めの麺つゆで味整え、野菜を浸けて冷蔵庫で冷やす。

和風野菜マリネできました。

これからの季節に麺つゆは素麺だけでなく、本当に万能調味料です。

麺つゆのラベル、ちゃんと読むと応用範囲広がります、きっと。

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烏賊の刺身、梅肉風味の夏野菜添え

胡瓜、茗荷、オクラ、ワカメを梅肉と甘酢を合わせた梅肉あんで和えます。

細切りした烏賊の刺身をのせ、おもてなしにもできる一皿にしました。

お醤油味が重なる食卓に、一品、梅の風味が効いたものが入ると、ちょっとしたアクセントになります。

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空豆と海老の春巻き

とうもろこし&枝豆と海老の春巻き

素材の端境期に献立を考えたために、前半のクラスは『空豆と海老』後半のクラスは『とうもろこしと枝豆と海老』と内容が少し変わりました。

考え方は同じです。

空豆は薄皮までむいて生のまま。

とうもろこしは包丁でそぐようにして粒状の生の実を取り、枝豆はサッとゆでて実を取り出す。

海老を包丁でたたき、下味をつけ海老のすり身をつくり、これを野菜のつなぎ役として棒状に整えながら、春巻きの皮で巻く。

具材は同じでも、かき揚げより春巻きは初心者でも揚げるの簡単です。

お子様から年長者まで喜んでいただける一皿。

すべてのクラスで『ビール飲みたい!』の声、上がりました。

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初夏をイメージしてグリーンを基調に盛りつけました。

ライムとピンク色のヒマラヤの塩を添えています。

青いもみじ葉があると不思議と和風に感じるものです。

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豚バラと新玉葱の醤油煮込み

豚バラ肉と玉葱を鍋に入れ、調味料は醤油と酒と少量の水。

約90分間煮込むだけ。

今は新玉葱から通常の玉葱に徐々に移っていく時期ですので、水分量の違いは少しありますが、通常の玉葱でも大丈夫。玉葱の持つ甘さ、旨みにビックリ!な料理。

残ったら冷蔵庫に一晩置いて、表面に固まった脂を取り除き、うどんで食べるも良し、ココットに移してバゲットのスライスを浮かべパルメザンチーズを振って、和風オニオングラタンにするのもお勧めの食べ方です。

今月は煮込みの途中でゆで卵を加え、ごはんにも合うように盛りました。

火の前に立つことなく、タイマーをセットして、鍋に任せましょう。

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パッションフルーツ

果物として食べられる種類は和名「果物時計草」。我が家でもグリーンカーテンとして植えていますが、花は咲けども実は未だならず。

パッションは「情熱」ではなく、花が時計の文字盤を思わせるため、十字架にかけられたキリストの「受難」と見立てて名付けられたそうです。

チョコレートとの相性の良さ、独特な酸味とトロピカルな香りをご紹介しました。

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パッションフルーツの表面が少しへこんできたかなぁくらいが食べ頃。

2つに切って、中身をスプーンで取り出します。 アイスクリームやヨーグルトにかければ立派なソースに。

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ココナッツミルクとホワイトチョコレートのババロア、キウイ、パイナップル、パッションフルーツを添えて

ココナッツミルクとホワイトチョコレートを合わせて、コクのあるババロアをつくり、夏のフルーツをソース代わりに。

一口目にココナッツミルクを感じ、遅れてチョコレートのコクが口中に広がります。最後にフルーツの酸味が清涼感をもたらしてくれる!?

おいしいもの食べて、夏への準備始めましょう。


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5月の料理教室休止のお知らせ

5月の料理教室ご参加予定の皆様へ

新型コロナウイルス感染拡大の状況により、5月の教室を休止いたします。

この感染拡大の終息がなかなか見えない中、6月以降も教室が再開できるか苦慮しています。

教室再開の指針として、学校の再開を参考に判断したいと考えています。

ご迷惑をおかけいたしますが、今後のスケジュールについては、もう少しお時間を頂戴させていただきます。ご不明な点などございましたらお問合せください。

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人間界では「自粛生活」が長引いていますが、自然界では着実に季節が進んでいます。 庭のカエルもにぎやかに鳴き始めました。

皆様、心身ともに落ち着かない日々をお過ごしとは思いますが、くれぐれもご健康にはご留意ください。

皆様との楽しい時間が持てますことを心より願っております。


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3月の料理教室

新型コロナウイルス感染拡大により、生活に影響を受けられている皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。

一日も早い感染の収束を願うばかりです。

当料理教室にも予想以上の影響があり、驚いたり、戸惑ったりの状況の中、皆様からの励ましや応援を得て3月の教室を行うことができました。感謝申し上げます。

日々刻々と伝えられる情報の中、パニックに陥ることなく、正確な情報を選び、冷静に判断することの難しさを感じています。

ウイルス報道で混乱したまま庭に出ると、春が深まっていました。

黄色の花から始まった春が、ホワイトとブルーの花に移行中。

昨秋に多めに球根を植えたヒヤシンス。花房がぎっしりと詰まって支えが必要なほどの重さです。去年よりブルーが増えたポピー。リナリアはヒメキンギョソウとも呼ばれ、小さな紫色の花を穂状に咲かせます。

葉っぱの色も淡いグリーンから多彩なグリーンに変わってきました。

雑草も勢いを増して(ため息)忙しい季節に突入。 情報に翻弄されて息が詰まりそうなときは、没頭できる肉体労働が一番の薬になりそうです。

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今月は春の素材でイタリアン&フレンチ。

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菜の花とトマトの春のカプレーゼ

 菜の花の苦みがモッツァレラチーズと好相性。 出回り始めたフルーツトマトと合わせて春のカプレーゼをつくりました。

エディブルフラワーを添えてオードブルに仕立てました。

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芽キャベツ、蓮根、蛸のハーブマリネ

最近店頭でも見かけるようになった芽キャベツ。 小さな球体にキャベツの香りと歯ごたえ、微かなえぐみがギュッと詰まっています。

縦2つに切って下茹で後、フライパンでじっくり焼くとその旨みにびっくり。蓮根、蛸と合わせてガーリックオイルで炒め、最後にタイムの香りで仕上げます。

芽キャベツも蓮根もボリボリ噛んで楽しむ一皿。

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サーモンと海老のクネル、アスパラガスのクリーム煮込み

クネル(quenelle)とは、フランスのリヨン発祥と言われる魚料理です。

魚のすり身を茹でて作ることから「洋風はんぺん」と評されることもあります。

現地ではカワカマスのすり身と卵、パン粉、バターなどを合わせたパナードと呼ばれるつなぎで生地をつくります。

サーモンと海老で淡いピンク色の生地を作り、クリームソースで軽く煮込み、最後にグリーンアスパラガスを加えて、春らしい一皿をつくりました。

スフレのようにふわふわとした食感と酸味の効いたクリームソースの相性はピッタリ。アスパラガスだけでなく、空豆やブロッコリーもおすすめです。

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チーズ3種

セージダービー、ブルー・ドーヴェルニュ、パカリ・エージド・チェダー

3種のチーズを春を意識して盛り合わせてみました。

*セージ・ダービーSage Derby(英産)若草色の大理石模様のチーズ。

イギリスには「長生きしたければ、春にセージを食べろ。」ということわざがあるそうです。

セージには抗菌作用があることから、古くからつくられてきたダービーと組み合わせて健康を意識しつつ視覚的にも印象的なチーズがつくられました。ハーブのさわやかな香りとまろやかなコクで人気の品。

*ブルー・ドーヴェルニュBlue d’ Auvergne (仏産)フランス、オーヴェルニュ地方のブルーチーズ。

ねっとりとしてクリーミー、ブルーチーズ初心者にもおすすめのチーズ。

ドライフルーツやナッツを練り込んだパンと合わせると美味。

*パカリ・エージド・チェダーPAKARI Aged Cheddar(ニュージーランド産)

チェダーはイギリス発祥のチーズ。世界各地に移り住んだ移民たちの手でそれぞれの地でつくられるようになりました。

このチーズは18か月熟成(aged)したもの。

料理に使ったり、パンにのせたりするときは熟成期間が短いものがあっさりしてるし、値段も手ごろです。

チーズの醍醐味を圧倒的に感じさせるのは長期熟成ならでは。固くしまった食感と牛乳のコク。合間に空豆をかじって春の香りを添えます。

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レモンカードのヴィクトリアケーキ

ミモザの花咲く季節には黄色スウィーツが作りたくなります。

そこでレモンの季節。 レモンカードを作り、ヴィクトリアケーキに挟みました。

ヴィクトリア女王に捧げられたケーキと言われるヴィクトリアケーキはスポンジケーキの間にラズベリージャムを挟むのが基本のスタイル。

初めてヴィクトリアケーキを食べたとき、その素朴さゆえ、『イギリスはまずい。』というフレーズを思い出してしまった。 日本のショートケーキのほうが断然おいしいと思ってしまったのは若さゆえ?

レモンカードのcurdとは「凝固する」という意味。

レモン果汁、バター、砂糖、卵を合わせて湯煎にかけ、とろりとペースト状にしたものです。

お菓子も長年作っていると自分好みに調整できるようになってきます。

私なりの“ヴィクトリアケーキ2020”焼いて2枚に切り分け、レモンカードを塗り、ラズベリーの実を散らし生地を重ねる。仕上げに粉糖を振っています。

食べるとレモンカードの酸味で、あごの奥の方がキューとしたりします。

これぞレモンの醍醐味!(笑)


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2月の料理教室

頼りないような寒さの冬から少しずつ春が近づいてきました。

勝手に我が家の春告げ樹と決めているミモザが2月に満開。嬉しいようなさみしいような。

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朝、晩の冷え込みをぼやきつつ、三寒四温を楽しみましょ。

おせちに使って以来冷蔵庫の片隅に鎮座していた唐墨(からすみ)。 使い切らないともったいない、と思いつき贅沢に使用。

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鯛のからすみ和え、ゆり根、ブロッコリー添え

お刺身用の鯛をそぎ切りし、すりおろしたからすみをたっぷり振りました。

冬が旬のゆり根にからすみを振って食べるのもおすすめ。

オリーブオイルをふりかけ、カルパッチョのようにしてもまた美味しい。

からすみの替わりにミモレットもまた楽し。

鮮やかな黄色のからすみ、ブロッコリーの緑、ゆり根の白。目にも春待ちを。

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大根の皮とキクラゲの炒めもの

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大根の料理をすると大量の皮ができます。

その皮を使ってもう一皿。

乾物のキクラゲ、常備しているちりめんじゃこ、少量の生姜があれば、お弁当のおかずにも、酒の肴にもなります。

大根の皮とキクラゲの歯ごたえが楽しい。

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鶏と大根のコラーゲン鍋

鶏の手羽中、砂肝、ささみ。3種の部位を使って塩味の塩味の鍋をつくります。

鍋は昆布と手羽中、砂肝でだしをつくります。

砂肝の取り扱いは初めての方も多く、ドギマギしながら下拵えされた方も。

実際手間もかかりますが、砂肝あってこそのだし汁の美味しさ。 脂肪もカロリーも低く旨みの素の砂肝。 手羽中は手羽先の先端を取り除いているので扱いが簡単。

ささ身は高たんぱく低カロリーとして知られています。

鶏の部位の特徴と使い方を考えましょう。(エッヘン!)

土鍋でだし汁を煮ている間に、大根の下茹でをしてから、土鍋にこの大根を加えて

鍋はほぼ出来上がり。

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ささ身のしゃぶしゃぶ、塩わさび添え

ささ身の筋を取り除き、一口大にそぎ切り。

煮上がった鍋の煮汁にこのささ身を、一切れ入れてしゃぶしゃぶして表面が白っぽくなったら取り出し、塩わさびでいただく。 中心部は半生。ぱさぱさしたささ身とは別物の旨さなり。

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ささ身の後は鍋の具材を召し上がっていただきます。

大根、手羽中、砂肝を器に取り、短く切った芹をのせます。煮汁を張り、柚子胡椒と千切りした柚子の皮が薬味代わり。

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締めは茹でた中華麺。斜め細切りした葱を加えて、完食!

最後は体が芯から温まって、冬というのに窓を開けることになりました。

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ホワイトチョコレートと苺のココナッツマウンテン

2月はヴァレンタイン月間?なので、チョコレートを使ったスウィーツです。

近年多い話題は「娘が配る友チョコを母がつくらなきゃいけない!」

いつの時代もママ!お疲れさま。

簡単で、グルテンフリーなお菓子。

チョコレートの甘さと苺の酸味がナッツの香ばしさとマッチします。


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